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こんな風に使えたらいいな

 最近小学校からなくなりつつある教室、どこか分かりますか?

 視聴覚室及びパソコン室です。
 一人一台端末の導入や、特別支援学級の増加などによって、地域や学校によって、削減される例が出てきているんです。

 空き教室がなくて、やむを得ず削減したという場合なら仕方ないですが、単純に必要がなくなって遊ばせているというのであれば、より有効な使い方をしていけたらいいなと思います。

 そこで今回は元視聴覚室、元パソコン室の活用アイディアいろいろ出していこうと思います。予算とか実現性度外視で、こうなったらおもしろいな、というものを。

もとの機能を拡張するパターン
 ①バーチャル視聴覚室
 視聴覚室の壁面をすべてスクリーン対応壁紙にして、天井中央のプロジェクターから360度方向投影できるバーチャル視聴覚室にしましょう。
 Googleストリートビューと連動させて、世界中どこでも360度映像でその場にいるように風景を眺められる部屋にするのです。
 さらに、360度カメラでLIVE中継できるようにすれば、リアルタイムでバーチャル社会科見学もできますね。
 おもしろそうだけど、すごいお金かかるだろうな!

 ②プログラミング実習室
  プログラミング教材をたくさんそろえたプログラミング実習室にしましょう。よくあるmicro:bitやMESHはもちろん、レゴ®ブースト、IAIのミニロボなど、いろいろなプログラミング教材をそろえて、幅広い実習に応えられる環境にします。ついでにモーションキャプチャーや3Dプリンターも置いてしまえ。
 おもしろそうだけど、すごいお金(略

全く違う使い方をするパターン
 ①登校準備部屋
  これは、もうそのように使っているという学校が多いでしょうね。不登校傾向の子が過ごすことができる部屋です。ただ、上述のようなLIVE中継機能を持たせて、疑似的に教室にいるような体験ができるようにするといいかも。
  あと、個人的にこういう部屋には、生き物を置いた方がいいと思います。生き物を飼育していると、和むし、世話をしたいという気持ちが登校への意欲につながると思うんですよね。管理が難しいと思いますが。
 
 ②出張保育所
  地域の保育園の出張所を作って、児童の未就学の弟や妹が過ごせる教室にするのはどうでしょう。総合的な学習の時間で、児童福祉や保育について扱うこともあるので、その際に交流活動も組めますね。保護者も、兄弟まとめて学校に送り出せれば楽じゃないですか?
  設備面や、保育所にそんな出張所を出す余裕があるのかという問題がありますが。

 ③高齢者寄り合い所
  地域の高齢者が集まれる空間にします。
  高齢者に交流の場を与えるとともに、子供たちには高齢者と関わる場になります。上述のように総合的な学習の時間での実習にも生かせます。
  また、学校は災害時、避難所になることがありますが、高齢者は早めに避難することが多いです。日常から学校で過ごすことで学校の施設に慣れておくことができます。

 とまあ、いろいろ考えてみましたが、いかがでしょう?
 時代や状況に合わせ、良い使い方ができるといいですね。

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