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遠い昔の、近所の横田さんと安藤さん
時々思い出すことがある。
近所に横田さんという、よく買いに来てくれるお客さんがいた。
私が小学生の頃だ。
ある時、そのお客さんが帰られた後に、父が私にこう言った。
あの人の娘さん、女子プロレスに入ったらしいよ。
別の日、その横田さんの後に、私より年上の10代の女の人が立っていた。
(この人か)
私より8歳上のようだ。デビューしたのが16歳だとすると、その時自分は8歳。
当時、家での
天ぷら屋が、チェーホフの「かもめ」最後のセリフを放った話
うちの店の通りでは演劇のイベントが行われている。
休日の昼に、2つの公演を観た。
出演者それぞれの身体の特徴が活かされていた「探索者」。
小雨の中、野外で演じられた一人芝居は、生きる苦悩と雨がリンクして引き込まれた。
どちらにも、今の時代を生きる苦しさが織り込められていたのが、印象的だった。
その後、自転車で体を動かしたかったので、雨の中で上野まで行って、麻婆豆腐を食べて戻ってきた。
耕す、は英語で言うとCultivate。町を耕すとCultureになる。
今日は、いろんな終わりがあった。
①シン地主さんとの交渉が終わった
今まで長年お世話になっていた地主さんが土地を手放され、去年末に新しい地主に引き継がれた。
新しい地代や更新料の交渉が今日、終わった。
最初は絶望的な値段だったが、まあ、これならしょうがないだろう、という値段まで下がり、落ち着いた。
私の父と私の借地はそのまま更新だが、この際にと土地を買った人、この際にと土地を地主に売って出ていく
地主さんとラクダ肉の1日
「明日、不動産屋が来るから、お前時間を開けとけよ」
突然父に言われた。
当日の今日、嫁さんは娘と用事でいないので、一時的にシャッターを閉めて、裏の父の家に行かなければならなくなった。
私の店と父の家は敷地がつながっていて、どちらも借地である。
去年の冬のはじめに、地主が変わったと、新旧両方の不動産屋さんから連絡が来た。
地代が上がり、更新料も上がることが予想される。
師走に一度新しい不