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礼拝説教は、神の言葉。いのちある説教に対しては、それを受けていまここでおまえはどうするのだ、という問いかけがあります。何らかの形で、それへの応答を、祈りのように告げることが必要だ…
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記事一覧

深いまなざし

マルコによる福音書の連続講解説教は、前回、「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて、福音…

たかぱん
11時間前
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夜の祈り

この教会には、もう一人の説教者がある。この説教者は、詩編を、すべてではないが、初めの方か…

たかぱん
7日前
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よいこになれないわたし

七五三の習慣がある日本では、この時期に、子どものための祝福式を設ける教会は多い。6月に「…

たかぱん
2週間前
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荒れ野に一つの花を

マルコ伝の連続講解説教として、前回「洗礼」をテーマにしていたことから、次はいわゆる「荒れ…

たかぱん
3週間前
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イエスの洗礼から始まること

マルコ伝を読み始めている。「神の子イエス・キリストの福音の初め」(1:1)というスタートにそ…

たかぱん
4週間前
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死は終わりではない

聖徒の日。教会ではしばしばそのように呼ぶ。亡くなった方を偲ぶ役割ももつ。1年に一度、その…

たかぱん
1か月前
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敵の中でなお

敵に囲まれている。私たちの多くが日常的に感じることではないかもしれない。だが少なくとも精神的には、肯けるところがあるのではないだろうか。   そのとき、どう心が対処するか。聖書には、現実に敵に囲まれていた事例がたくさんある。説教者は「詩編」を辿る旅を始めた。今回は詩編3編である。   1:賛歌。ダビデの詩。ダビデが息子アブシャロムから逃げたときに。   ここから始まる。ダビデの子の一人アブシャロムは、人々の心を盗み、王位を奪い取った。何故そんなことをしたのか。確かなことは分か

荒れ野に道を

マルコによる福音書の講解説教が、ゆっくりと始動する。最初の1節、「神の子イエス・キリスト…

たかぱん
1か月前
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出会いと喜び

マルコによる福音書の連続講解説教は、先週から始まった。先週は、16章の復活に関する記事が、…

たかぱん
1か月前

まずラストシーンから

ヨハネの黙示録の連続講解説教が先週終了した。休む間もなく、続いて「マルコによる福音書」の…

たかぱん
2か月前
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黙示録の結び

2023年4月23日に始まった、黙示録の連続講解説教が、ついに今日で結ばれる。間に、クリスマス…

たかぱん
2か月前
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背負い、担い、救い出す

2024年の敬老の日という国民の祝日は、9月16日である。この時期に、教会でもその趣旨を受けた…

たかぱん
2か月前
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預言者の霊を受けている

黙示録の連続講解説教も、これでラスト2となった。大団円直前スペシャルというところか。とこ…

たかぱん
2か月前
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神学生の召命

いったい、幾人のキリスト者が、この聖書箇所を、人生の岐路で与えられてきたことだろう。アブラムが、突然に神から声をかけられる。「あなたは生まれ故郷/父の家を離れて/わたしが示す地に行きなさい。」(創世記12:1) まさか自分がそのような旅立ちをするなど、思ってもみなかった。だが、自分は、住み慣れた地を離れて、未知の場所に向かうこととなったのだ……。   今日は、ゲストの説教者だった。しかも、私の聞き方が間違っていなければ、日本の教会で説教を担うのは、初めてのことだったはずだ。韓