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自選記事

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noteを始め気づいた事。自分がスキだと思う記事と読んで下さる方のスキが違う事。わたしのスキを集めてみました、宜しければご覧下さいね。
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記事一覧

Why Should Not Old Woman Be Mad?

Why Should Not Old Woman Be Mad?

老女は何故狂ってはならないのか

老女は知っている

権力に抗い闘ったモノたちの行く末を

改ざんされた真実が

時と共に事実に変わるということを

サルトルを愛読した少女が

やがて老い諦め

書のタイトルの如く

彼女こそが

他者に嘔吐せしめる愚鈍な怪物に変わったことを

正しいものは普遍ではなく

時代と共に真理は変貌することも

倫理すら国の物差しで決まっていることも

大自然の生命力

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心の骨格

心の骨格

色づき枯れて骨格を顕わにする
晩秋から冬

わたしの好きな季節は
木々の頼りなさ、孤独、
ひそやかな静を
わたしに与え
語らず黙し

彼ら自身も
自然の摂理に抗うことはなく
ただ耐えて在る
それが優しく
わたしを憩わせる

春の訪れは生の始まりであり
自然も動物も競って増え
輝かしい時を迎える

その喧騒が

その暖かさが

躍動が
病んだ身には重く
虚無の冬に篭り

果てたいと願ってしまうのだ

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ピンクの扉/再掲

ピンクの扉/再掲

*注意:実話です。動物虐待にも触れています。
ご不快になられるかもしれません。
ご承知おき下さい。過去に物議醸し出した記事です。読まない権利を行使して下さい。*

どぎついピンクのその扉

「every night☆welcome♪」

夜になると電飾きらきら

扉にかかった可愛い文字と

微かに聴こえる愉しげな声

翌朝、目にした扉は

カラースプレーか絵の具だか

悪意に満ちたラクガキ

罵詈

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白と黒/再掲

白と黒/再掲

勢いを増した雨が
帰路の道を 視界をぼかし
全てが薄墨色の中ー

突然、ぼんやりと浮かんだ
道標たる外灯の神々しさ
これはまるで
ロダンバックの書いた
「一輪の白薔薇」ではないか。

おそらく
私の精神がうらぶれている時
突然現れた輪郭のぼやけた白は
奇奇怪怪と映るだろう。
色や音から、私を知り得るなんて、心理学以上に正確だし贅沢で愉しい。

白が聖を表す色であり
黒は邪を表すのは、
光と闇、天使

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雨の夜の感傷

雨の夜の感傷

いっそう勢い増した雨は
鬱屈した心をかき消すように
視界をぼかし全てを薄墨色に
染め上げる

かの道標たる街灯に
その白きぼやけた光に
ロダンバックの一輪の白薔薇
重ねた夜

炎ではなく水のようにと
全てを洗い流せ
かの方に習え
感傷より自己凝視なのだと
分かった心算でいた夜

そうか
付け焼刃は消滅するのだ
知った心算
かくありたしと願った夜

全ては虚無と焦燥と
曖昧模糊たる混迷に
耐え切れず

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動:Red

動:Red

タム タム タム

憂うな迷うな

タム タム タム

リズムに合わせ

タム タム タム

ただ髪振り乱せ

タム タム タム

感じろ

タム タム タム

元始のオンナのように

体内に音とリズム

溶け込ませ

ただ本能を呼び覚ませ

迸る歓喜となれ

狂えよ揺らせ

跳ねよ従え

己が音に耳澄ませ

元始

言葉も思考も複雑なそれらは無く

その心と身体の欲するまま

オンナたちが

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驟雨

驟雨

この雨の音、雨の線、

緑に映える色の無き水音を

例えば、男が夢想する娼婦性に例えた作家が居ればこそ

かの娼婦の如き無垢なる女も

乙女の如き邪まな計算高い女も

全てが靄った景色に溶けて

一人称たるわたしすら

最早 自己の本質を掴めず

掴みたくもなく

足掻いて取り乱し

その結果

無残であろうと

ことの本質を情動を知るべく

こんなツマラナイ夜は

ひたすら

鏡に向かって流し目

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感謝

感謝

わたしの詩を朗読して頂きました。
yayaさん、有り難うございますm(__)m💕

 是非ともお聴き下さい。
素晴らしいお声と朗読です。わたしの詩に命を吹き込んで下さいました。

何処にでもある風景

何処にでもある風景

陽は昇り陽は沈む

薄はスクっと黄金色に輝き

徐々に

老女の銀髪にも似た乱れ髪ー

それが普通に在るということだ

急啓 アラン・ドロン様

急啓 アラン・ドロン様

貴方にお会いすることが夢でした。
 大学時代、他の授業はサボっても
仏語だけは真面目に学びました。
ヒアリングは出来ても発音自体が日本人には出来ません。
R:魚の小骨が引っかかっているのを取るように喉から息を出す。
そこで喉をちょっと締めつつ息を吐く。は?😲です。
うがいをするように、と言われてもRは発する事が出来ません。
F:「もっと唇をすぼめて、そのあいだから細く空気を出すように」
はひふへ

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アラン・ドロン逝去

アラン・ドロン逝去

わたしが幼心にときめいた
初めての異性は
アラン・ドロンでした。
フランス語専攻したのも、いつか、アラン・ドロンと話しかったという邪な目的でした。
訃報を聞き、今夜はアラン・ドロンを偲び特集します。

本日も閲覧して下さりスキ、コメント、フォロー有り難うございましたm(__)m
手前勝手な選曲、映画特集、
ご容赦ください。

*山根あきらさん、みんなのフォトギャラリーから画像を使わせて頂きましたm

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終わったヒト

終わったヒト

「終わった人」というタイトルの小説がある。其れとは全く関係ない吐露

愚痴に等しいので面白くもない
読まない権利を行使されたし

わたしは終わっていない
彼らの中で「終わったヒト」なのだ

彼女に言い換える
彼女が近付いてきた
甘えた
わたしを欲した

何度も拗ねた
自分は弱いと言った

紆余曲折もありゃしないけど
ただ1度、気を損ねたから
わたしは
彼女の中で
「終わったヒト」になった

彼女を

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ピンクの扉

ピンクの扉

どぎついピンクのその扉

「every night☆welcome♪」

夜になると電飾きらきら

扉にかかった可愛い文字と

微かに聴こえる愉しげな声

翌朝、目にした扉は

カラースプレーか絵の具だか

悪意に満ちたラクガキ

罵詈雑言のサイケな痛ましい扉に変化

着物姿の麗しい

心は乙女、性別、戸籍上は男性の

麗人が泣きながら扉をピンクに塗りつぶす

翌日も翌日も、ラクガキは治まらず

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粒

永遠のロマンティスト、少年の無垢ー

こんな俺も居るんよ、って恥らうあなたは
穢れない魂と消えない夢の中で涙を流す

同時に
わたしがわたしで無いものに、
血反吐のような吐瀉物を吐き出して、どんどん変容する

消したい自我、現実、わたしそのもの。

それは存在すら希薄で
色も音も匂いも無の世界

出来ることなら、永遠に、留まっていたかったろうに

りんご売りの少女が、倒錯した夢に居るあなたを
正気

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