10mo

娘2人の育児と家事と仕事に勤しみながら、時間を見つけては読書。読んでも、しばらくするとすぐ内容を忘れてしまうお年頃。自分の中に取り入れたものを、ちゃんと言葉にして残しておきたい。あと、ちょっとした日常や考えたことなんかも。

10mo

娘2人の育児と家事と仕事に勤しみながら、時間を見つけては読書。読んでも、しばらくするとすぐ内容を忘れてしまうお年頃。自分の中に取り入れたものを、ちゃんと言葉にして残しておきたい。あと、ちょっとした日常や考えたことなんかも。

最近の記事

めっちゃげんき!って言いたい

ある友人に、思うところがあって久しぶりにLINEした。 「久しぶり!げんき~?」 と私。すると、 「めっちゃ げんき💪」 と返ってきた。 あの人らしいな… メッセージを見て思わずニヤっとしてしまう。 と同時に、「めっちゃ げんき!」と返せる人になりたい、と思う。 「元気だよ~」くらいは返せる。でも、 「めっちゃ」を付けるのはちょっと嘘っぽすぎて後ろめたい。 季節の変わり目だからなのか、寝不足なのか、疲れているのか…いや、やっぱり年のせいか… 気だるい日が続いている今

    • 平等とか迷惑とか、つらつら考えたこと

      以前、某市議会議員のInstagramで、一人の市民からのコメントを見た。 「母子家庭で子どもを5人育てている。(行政からの)手当はもらっていない。理由は、ある人にそれ(手当をもらうこと)を咎められたからだ」 正確ではないかもしれないが、だいだいこのような内容だった。ひとり親家庭に補助が出ることが不公平だと感じている人からの恨み言を、真に受けているようだった。そのコメントに対して当の議員は「子育て大変ですね。お互い頑張りましょう」のようなことを返していた。 いや、頑張りまし

      • 読書記録 |くもをさがす

        普段から、店頭で気になった本はとりあえず図書館で検索する。話題のこの本は、予約待ち件数が半端なく、これでは私の手元に来るのは1年後くらいになりそう。そう思うと、ますます読みたくなるもの。気がついたら購入ボタンをポチッとしていました。 読み始めるまでは、表題にある「くも」は「雲」だと勝手に思っていたけれど、実際は「蜘蛛」。黄色い表紙をよく見ると、確かにいる。しかもけっこう大きく。真ん中に雲もあるけれど、エッセイの中に雲は出て来ないよなあ…少なくとも象徴的な感じでは…。 そう

        • 女性たちのエピソード本2冊-読書記録-

            ここのところ、彼女のポッドキャストを聞いていることもあってジェーン・スーさんの著書をちょいちょい読んでいる。今も図書館に「おつかれ、今日の私。」を予約中だが、なかなか順番が回って来ない。早く読みたい。でもそれはあと少しの楽しみに取っておくとして(ここまでかなり待ったし)、先に「闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由(文芸春秋 2023年)」を読んだ(これは買った)。 帯と「はじめに」に書いてあることに惹かれて読み始めたので、とりあえず引用しておこう。 そうだ、聞きたい

          Spotifyが"私"専用に作成してくれたプレイリストが、今すぐカラオケに行きたくなるラインナップ。ノリノリで夕飯作り↑

          Spotifyが"私"専用に作成してくれたプレイリストが、今すぐカラオケに行きたくなるラインナップ。ノリノリで夕飯作り↑

          読書記録-とりあえずお湯わかせ

          久しぶりにnoteを開いたら、「AIアシスタントβ」というのが使えるようになっていた。”読書記録 とりあえずお湯わかせ”と入力してみたら、なかなかおもしろかったので以下に抜粋する。ちなみに「とりあえずお湯わかせ」は、お湯を沸かしながら本を読む、ということではなく、私が最近読んだ柚木麻子さんのエッセイ。 主婦にとってお湯を沸かす時間は、洗い物や片付けなど、ちょっとした台所作業ができる時間でもある。湯を沸かしながら隣のコンロで炒め物など一品作ることも常。なるほど、湯気を眺めなが

          読書記録-とりあえずお湯わかせ

          【読書記録】時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?国会議員に聞いてみた。

          アルバイトを掛け持ちしながら、音楽と相撲のライターを生業としている著者が、自身の生きづらさの理由を、実際に国会議員に聞きに行くという内容。 こんな切り口の政治本って今まであったかな。簡単に分かりやすく解説したものはあったとしても、著者はたいてい専門家や、少なくとも詳しい人だったのではないかと思う。 決して政治知識が豊富とは言えない著者が、国会議員の小川淳也氏と面談を重ね、様々な日本の問題に切り込んでいく。人口問題、財政、住宅問題、働き方、移民、原発、沖縄基地問題…。 どんなに

          【読書記録】時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?国会議員に聞いてみた。

          褒めればいいってもんじゃないんだな

          「褒めて伸ばす」 「いいところを褒めて認めてあげる」 確かに大切なことなんだけど…。 それは分かるんだけど…。 「…」の部分についての話です。 冬休み明けから、また学校に行くのが嫌になっている娘。それでもその日の朝、教室まで行くことはできそうだったのに。 玄関で手指消毒しただけで 「はい、おりこうさん!」 靴を履き替えていたら 「頑張って来れたね!すごいね!」 しつこく、やけに明るく「おはよう!おはようございます!」と言ってくる先生方。 娘には、療育手帳が取得できる

          褒めればいいってもんじゃないんだな

          ゆっくり行こう

          久しぶりの暖かい日。 (こんな日に、教室で勉強なんてもったいないよなぁ…) なんて思いながら、公園で小学3年生の長女とお昼ごはんを食べている。 冬休み明け。 前日の昼までは何も言っていなかったのに、夕方になってなんとなく不調を訴えてきた。学校行かないかもな…という予感。案の定、翌朝起こしに行くと行きたくないと訴える。初日だからと少し粘ってみると、泣き叫んで抵抗した。 こんな調子で無理やり行ったところで、何も身に付かないし、楽しくもない。「お休みにしよう」と言うと、安心したの

          ゆっくり行こう

          【読書記録】母脳-母と子のための脳科学

          よく「子育てに正解はない」と言う。確かにそう思う。子どもはそれぞれ違った個性を持って生まれてくる。 だけど、なんだかうまくいかないなと思った時、とりあえず日常は回っているけれども「これでいいんだろうか…」というモヤモヤが心の端っこに燻っている時、やっぱり「正解」につながる手がかりを求めてしまう。 「母脳-母と子のための脳科学」(黒川伊保子著 ポプラ社 2017年)は、育児について、脳科学の視点から客観的に書かれている。脳科学というと少し難しそうに聞こえるが、とても分かりやす

          【読書記録】母脳-母と子のための脳科学

          【読書記録】ちょっとそこまで旅してみよう

          気軽に読めて、旅行気分も味わえる、ほっこり系の本。 旅のしかた、というか、旅での時間の使い方や好きなお店の雰囲気とかの感覚が、おそらく年齢が近いせいか、共感する部分が多い。 だから、読んでいるとなんだか一緒に旅行している気分になれる。 それにおいしいものがたくさん出てくるのもいい♪ 旅先ごとに、かかったおおよその金額が書いてあるのもいい。これは単なる参考資料ではなく、具体的な数字を見ることで現実味が増して、その旅の輪郭がはっきりしてくるような感覚がある。つまり、読んでただ

          【読書記録】ちょっとそこまで旅してみよう

          J.Loのドキュメンタリーに感動した話

          華やかな有名人の、その背景にあるものにはあまり関心を持ってこなかった気がする。ネットで流れるゴシップニュースを半信半疑で流し読みしながら、すぐに忘れる。 でも、当たり前だけど、人それぞれ今に至るまでの背景や思いがある。表面の華やかさだけではない。悔しいこともあれば、泣くこともある。 いやむしろそっちのほうが多いのかも。それをバネにして、より高いところへ向かい成功している人たちは、本当にすごいなと思う。結局「すごい」という3文字でまとめるのは失礼かもしれないけど。 今回見たド

          J.Loのドキュメンタリーに感動した話

          読書記録とちょっぴり不登校のこと

          今回読んだ本は、 スローライフのために「しないこと」 (辻信一著 ポプラ社 2009年) 文化人類学者である著者の辻信一さんのことは、とある雑誌で最近知った。 環境活動に関心がある人なら知っているのかもしれないが、ピンと来ない人でも「スローライフ」という言葉は聞いたことがあるだろう。辻さんは、まさにその「スローライフ」を提唱した人なのだ。 この耳触りのいいキャッチーな言葉は、あちこちのメディアで取り上げられ、たいていの人がその言葉を聞いて、なんとなくイメージができるほ

          読書記録とちょっぴり不登校のこと

          【読書記録】菊池亜希子のおじゃまします

          菊池亜希子さん。 モデルとして見かけることが圧倒的に多いけれど、彼女の書く文章もけっこう好き。この本もずっと前から、私の「図書館で借りたいリスト」に入っていたけど、他にも読みたい本がわんさかある中で、後回しにしてしまっていた。 先日ふと、書店の古本コーナーで見つけ即購入。格安で状態も良かった。ラッキー♪ いろんな職種の人たち20人を菊池さんが訪ねて行くという内容…なのはタイトルでなんとなく分かっていたけど、その人選がすばらしい。 糸井重里さん くらもちふさこさん 皆川明

          【読書記録】菊池亜希子のおじゃまします

          我が家の子どもカレー

          大人も子どもも、カレーが嫌いな人ってあんまり聞かない。辛さの好みはあるとはいえ、あの何とも言えないスパイシーな香りには惹きつけられるものがある。我が子もカレーの「味」は好きだ。 しかし。 長女はじゃがいもと玉ねぎが嫌い。 でも形が見えなければOK。 なので、以前の我が家の子どもカレーの作り方はこんな感じ↓ 「とりあえず栄養を」という思いで、これが定番になっていた。 しかし。 ある日次女が、 「こんど、カレーにじゃがいも入れてね!」 と言ってきた。 幼稚園でじゃがいも

          我が家の子どもカレー

          いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書-読書記録-

          「くまモン」の生みの親でもある、good design companyの水野学さんの著書。いわゆる仕事術的なビジネス本だけど、40代パート主婦にも読みやすかった。 家事でも仕事でも、段取りって確かに大事。でも確かに誰にも教わらなかったな。 こういうことって、自分のやりやすい方法を自分で見つけるものであって、自分のやり方が他人に合うとも限らない、と思っていた。 でもやっぱり正しいやり方は存在する!その肝が段取り。すべては段取り次第。段取り良くすれば、スピードが上がるだけで

          いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書-読書記録-