【読書記録】菊池亜希子のおじゃまします
菊池亜希子さん。
モデルとして見かけることが圧倒的に多いけれど、彼女の書く文章もけっこう好き。この本もずっと前から、私の「図書館で借りたいリスト」に入っていたけど、他にも読みたい本がわんさかある中で、後回しにしてしまっていた。
先日ふと、書店の古本コーナーで見つけ即購入。格安で状態も良かった。ラッキー♪
いろんな職種の人たち20人を菊池さんが訪ねて行くという内容…なのはタイトルでなんとなく分かっていたけど、その人選がすばらしい。
糸井重里さん
くらもちふさこさん
皆川明さん
甲斐みのりさん
高山なおみさん
細野晴臣さん……など、読みたい人目白押し!
中には知らなかった人もいたけど、読んですぐに「気になる人」に勝手にランクイン!
その人の著作やお店をすぐさま検索&ブックマークする私。
読んでいて気づいたこと。
登場する人たちに共通するのは、みんな自分の好きなことを続けていて、それで成功もしている人たちだということ。
理想だな…♡
苦しいことや辛いことももちろんあるだろうけど。
仕事ってどうしても、収益出して事業をまわさなきゃって先に思ってしまう。自分の好きなことだけでやっていけるのか想像すると、ただ想像してるだけなのにすでに挫折してる自分がいる。
でもきっと、私なんかの知識や理解を超えたところに多種多様な需要がごろごろしていて、好きなことを、目の前のことを手を抜かずにやっていくうちに、それを求めてくれる人と出会えるものなのかな…収入は結果として後からついてくるものなのかな…(ちょっと心許ないけど)
この本を読んでそんなふうにも感じた。
甲斐みのりさんの本棚に囲まれたお部屋には思わず見惚れてしまった…。ワクワクするような、それでいて落ち着く感じ。ああこんな部屋が欲しいな…。
写真や菊池さんのイラストもとっても素敵で癒やされる。
図書館じゃなくてよかったな。これ、私的には手元に置いておいて、ふとした時にぱらぱらと読み返したい一冊。さんきゅー古本コーナー!