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2025年4月、福岡市城南区にオルタナティブスクール「CAN!P school」開校。「自分を拓く学校」とは?
2025年4月のオルタナティブスクール開校に向け、動き出した団体があります。それが、福岡県福岡市を拠点に、探究型の民間学童保育や野外体験をベースにしたイベントを行っているCAN!P(キャンプ)。
「自らの意志で選択し、決定できる人に溢れる社会をつくる」ことをビジョンに掲げるCAN!Pが、今回新たに立ち上げる学校とは?設立のきっかけや実現したい教育の姿について、代表の粕谷直洋さんに話を聞きました。
子ども主体の学びをゼロからつくる。長野のイエナプラン校「大日向小学校」5年間の軌跡
2019年4月、長野県南佐久郡佐久穂町に開校した、日本初のイエナプランスクール認定校「大日向小学校」。ドイツ発祥のイエナプラン教育は、一人ひとりを尊重しながら自律と共生を学ぶ実践として、オランダを中心に世界中に広がり続けています。
開校から5年。どのような実践を積み重ねて、今の大日向小学校がつくられていったのでしょうか。探究メディアQ責任編集の炭谷俊樹が聞き手となり、校長の久保礼子さんと教頭の青
自分の五感を味わい、しなやかに生きる。“余白のある時間”を過ごすスクール「ラーンネット・あーる」
余白のある時間の中で、自分と他者の“あり方”に向き合う。
2023年6月、そんな時間を大切にするオルタナティブスクールが、神戸市灘区に開校しました。運営するのは、1996年から探究学習の実践を続けるラーンネット・グローバルスクール。新たに開校した「ラーンネット・あーる」は、小学生向けの少人数制スクールです。週3日開校し、現在は小学校1年生から3年生までの11人が通っています。
夏休みが明けた9
10代の探究者のためのマイクロスクール「ラーンネット・エッジ」の1日に密着取材
「ひたすら取り組みたい好きなことがある」
そんな10代の探究者のためにつくられたマイクロスクールが神戸市灘区にある。
JR摩耶駅から住宅街を歩き、にぎやかな水道筋商店街を抜けるとレンガ造りの建物が見えてきます。ここまで徒歩15分。通りに面した一角の1階と2階が、今回ご紹介する「ラーンネット・エッジ」。ラーンネット・グローバルスクールの中学部として2019年4月に開校し、今年で4年目を迎えます。
開校4年目。専門家と関わりながら、自分の“好き”に没頭できるスクール「ラーンネット・エッジ」の今
「ひたすら取り組みたい好きなことがある」
そんな10代の探究者のためにつくられたマイクロスクールが神戸市灘区にある。
JR摩耶駅から住宅街を歩き、にぎやかな水道筋商店街を抜けるとレンガ造りの建物が見えてきます。ここまで徒歩15分。通りに面した一角の1階と2階が、今回ご紹介する「ラーンネット・エッジ」。ラーンネット・グローバルスクールを母体として2019年4月に開校し、今年で4年目を迎えます。小
大自然の中で夢中を見つけ、とことん取り組む。ラーンネット・グローバルスクールの1日に密着
豊かな自然に囲まれて、自分の好きなことに没頭する。
神戸六甲山の山頂近くに、そんな環境が整ったスクールがあります。「ラーンネット・グローバルスクール」は1996年にスタートし、今年で開校26周年を迎える探究型のスクールです。校舎の敷地は、約600坪。ここで、小学校1年生から6年生までの子ども達が学んでいます。
新年度を迎えて3ヶ月がたった7月上旬、スクールに通う低学年の1日に密着させてもらいま
1期生の募集や資金繰りはどうした? 2022年春に開校するヒロックに聞く、マイクロスクールをつくるまで。
開校前から数々のメディアにも取り上げられ、注目を集めているマイクロスクールヒロック初等部。初年度の選考も終わって無事入学予定者も決まり、4月からの開校を待つばかりというタイミングで、ファウンダーの堺谷武志さんと、入学を決めた親御さんへ、ここまでの話やこれからへの期待を聞きました。
「わからない、できない」を正直に説明会で伝える——無事に入学希望者も集まったようですが、実際どのように募集や選考をさ
2022年、東京・砧公園に初等部開校。銀行で国際ビジネスを経験した堺谷武志さんが、マイクロスクール「ヒロック」をつくる理由。
自然や人とのふれあいが希薄になってきている、都会での暮らし。たっぷり自然や人に触れながら、都会の子どもたちが主体的にのびのび育つ場づくりを行うことはできないだろうか——。その問いにチャレンジし続けているのが、堺谷武志さんです。
堺谷さんは、銀行員として国際ビジネスに従事した後、2006年に教育業界で起業。世田谷区・目黒区・品川区でプリスクールを運営してきました。そして2022年春、東京都世田谷区
2022年、東京・砧公園に初等部開校。元教員の2人がつくる、「教科と探究どちらも諦めない」学びのスタイル。
一人の教育起業家との出会いが、二人のプロフェッショナルの心に火を灯し、理想の教育を目指して、新しい学校創りに舵をきった。
その二人とは、2022年春、東京都世田谷区に開校するヒロック・マイクロスクール初等部のスクールディレクター(校長)蓑手章吾さんと、カリキュラムディレクター五木田洋平さん。
公立・私立の小学校教師という安定した職を投げうってまで実現したい理想の教育とは、どういうものなのでしょ
固定の教室もチャイムもない、1学年9人の小さな学校が、東京・中野にある?東京コミュニティスクールを訪ねてみた。
——朝8時20分に、TCSの前に集合した編集チームとケイさん。TCSは中野駅から徒歩7分の場所にある、ぱっと見は何の変哲もない3階建てのビル。
「本当にここがスクールかな…?」と思いながら建物に入ってみると、玄関では、子どもたちが慣れた手つきでiPadで入室チェック中。靴箱の上には、子どもひとりひとりの顔写真と好きなことや将来の夢が。
ケイ:1年生から6年生まで、みんなここに貼られています。T
焦らせない。自発性をゆっくりじっくり待つ文化 【こんなガッコウ探検してみたvol.1】 東京コミュニティスクール編(2/7)
――朝8時30分から、子どもとスタッフ全員が一堂に集う朝の会。全学年で大きな1つの円陣をつくり、大人も子どもも円陣の中に並んで座っています。大人が前に立つのではなく、円陣の中にまばらに入っていて、フラットな雰囲気です。
ケイ:TCSに子どもを入学させる前に、見学に来た時にまず面白いなと思ったのが、この朝の会なんです。TCSに1日体験に来る子は、この朝の会で自己紹介をするんですが、シャイでなかなか