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記事一覧
点と点をつなぐ「connecting the dots」
「connecting the dots(点と点をつなぐ)」といったのはスティーブ・ジョブズ。
私という点は、両親という二つの点とつながっている。その両親も両親という点でつながっている。何十万年という人類の点のつながりで私がいる。それはすごいことだが、だからと言って私は大金持ちでもなければ、天才でもない。
点と点がつながって今があるが、ただそれだけだ。そのつながった結果が時代にマッチすればジ
僕の目玉とスマホのカメラ
夜が明ける前、月がきれいだったからスマホで写真を撮ると、僕が見ている世界の月と違う月が写った。目玉とカメラでこんなに違うのなら、あなたと私が見ている世界もきっとまったく違うに違いない。
もしあなたが生まれた瞬間から黄色いサングラスを一時も外さずに過ごしていたのなら、あなたが真っ白な月と言っている月は、私にも真っ白な月と言っているだろうが、それは違う色の月だが、簡単にそうとも言い切れない。
密かに【エッセイ的】
密かにnoteの連続投稿にこだわっている。一度、うたた寝をして〇時を過ぎて投稿してしまったために一〇〇日くらい続いたnoteの記録がリセットされてしまった痛い思い出がある。
ただいまの時刻は二三時四分だ。ショートショートが思いつかないままこんな時間になってしまった。なんでもいいから投稿しようと思い、この文章を書いている。ああ、とにかく眠たい。頭が回らない。
で、物理的に頭が回ったらどうなる
蝶は風にのってとばない【しッ詩っシー】
蝶は風にのってとばない
いやたまに風にのるときもあるけど
蝶はかれいに風をきってとぶ
むかい風であろうと
よこ風であろうと
蝶はいきたいほうこうにむかってとぶ
ひらひらと風のすきまをきってとぶ
今朝のつれづれ 【偽装エッセイ】
目が覚めると超能力がついていた。大金持ちになっていた。そしてすこぶる身体の調子が良くて気力体力もみなぎっていた、らいいなあと妄想していた。ですぐに飽きた。立ち上がりキッチンに行く。
見切り品のときや安売りのときにたくさん買って冷凍しているバナナとピープロテインと豆乳をブレンダーでシェイクにし朝食にする。少しお腹が冷えた。
iPadの無料アプリでトランス音楽を小音量で流しながら、noteのア
夢と死【偽装エッセイ】
車のクラクション、急ブレーキの音、横断歩道で立っている男が目をひん剥いている。右を向くとそこに車があった。運転をしている人の食いしばっている顎が見えたと思う。右の膝と太ももが車に当たりはね上げられたように感じた。
プチ、ツウーーーーーーー
誰もが必ず死ぬし、いつでも次の瞬間死ぬかもしれないのに、そんなことはないように生きている。僕もそうだ。いや、死を想像できなかった。死を体感を持って感じられ
今日も水やり【偽装エッセイ】
遠くで雷がなっているのは聞こえている。耳元で蚊が鳴いているのも聞こえている。図書館の本を延滞していることもちゃんと分かっている。どんなにしっかりと掃除機をかけても髪の毛が落ちていることも知っている。吉村萬壱の小説が理解できないことも受け入れている。それでも面白いと思ってしまう不思議さも楽しんでいる。
雨が降れば庭の植木鉢や畑に水やりをしなくて済むので、雨雲が近づいてくれることを期待している。
起きて一〇時間経つが二時間分しか思い出せない【偽装エッセイ】
夏の強い日差しに照らされて庭の雑草がくっきりと暑苦しく見える。風に煽られて上下左右に揺れ動いている。それはまるでひとごとのように見える。ただの映像。私はその景色を部屋の中から眺めている。聞こえてくるのは通りを通る車の路面音と、部屋のエアコンの音と、自分の咳の音だけ。
いきたい場所もなければ、会いたい人もいない、話したいこともない。自発的に。出かける準備をし、バックパックを持ち玄関に立ち靴を履