ポケモンカードはゾンビなオレをトラッシュしてくれるのか【偽装エッセイ】
車でどこかに出かけてもオレの精神はどこにも出かけていない。ずっと閉じこもっている。オレはそんな退屈な人間である。
ゾンビなのかもしれない。ゾンビのように「うーあー、うーあー」と人間っぽく日常を送っているけど、刺激に反応しているだけで生きてはいない。しかしそれの何が悪いと言うのか。いや、どうでもいい。
そんなことよりゾンビでないかもしれない。
退屈な文章だ。昨日、雰囲気のある古道具や立ち寄ったけど、退屈だった。まあ、ありきたりの珍しいものがたくさんあった。かわいいけれど要らない。買う人を選ぶものばかりだった。我が家にきても雑多に埋もれその存在価値は消え去る。
アルバイトに行っている学童保育ではポケモンカードが流行っている。見ていてもまったくわからないのでYouTubeでやり方を勉強した。ポケモンカードはオレの書く小説を豊かにしてくれそうにはないけど、買ってみようかなあと思ったりもする。
現実に起こることはオレの推測ははずれ、あらぬ方向に連れて行ってくれるから。お金がないからたぶん買わない。(買って少しハマっている)そんなことよりオレはどんどん人の話が聞けなくなっている。決めつけ、否定し、適当な思いつきを言い、無気力に応対する。終わっているなあと自分でも思いつつ、どこに辿り着くんだろうと興味もある。
一般的には落魄れた糞人間になりつつある。それも悪くもないがその前に自ら気絶しトラッシュしたほうがいいのかもしれない。