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蛸文(たこふみ)
2022年10月28日 10:07
オススメ度(最大☆5つ)☆☆☆〜データ科学者が語る民主主義〜著者は、今やメディアに引っ張りだこの奇才・成田祐輔さん。彼の発言をYouTubeなどでよく見るが、突飛もない発言をしたかと思えば、冷静な科学的根拠から論じることもあり、(多少ブラックすぎる)ユーモアも兼ね備えている、なんともつかみどころのない人物だ。そんな成田祐輔さんの専門は、データサイエンスである。本人も述べている通り、政治
2022年10月21日 09:21
オススメ度(最大☆5つ)☆☆☆☆☆〜時系列順に学ぶ哲学と宗教〜めちゃめちゃ面白い!これは間違いなく今年僕が読んだ本の中で、NO.1だ。哲学や宗教、というのはなんともとっつきにくい分野で、僕もかなり苦手な分野だ。マルクスの「資本論」やプラトン、アリストテレスなどに挑戦したことがあるが、いずれも途中で読むのをやめている。聖書にも挑戦したこともあるが、こちらも同じ結果だった。哲学と宗教
2022年10月15日 11:29
オススメ度(最大☆5つ)☆☆☆☆さて、以前記事を書いた「数学読本1」の続きである。この本のわかりやすさは、「1」で書いた通りなので、本書に関する感想などは割愛させていただく。「2」で扱っているのは、主に関数である。関数、平面図形と式、指数・対数関数、三角関数、だ。特に僕は、数学好きだったが三角関数だけはずっとちんぷんかんぷんだった。もし、大学の試験にガッツリと三角関数の問題が出
2022年10月9日 13:01
オススメ度(最大☆5つ)☆☆☆☆☆〜数学する身体〜「数学する身体」読み終えた後に「なんて素晴らしいタイトルなんだろう」と感じる。本書は、数学をテーマに書かれたエッセイであり「数学とは何か」「数学とは何であるべきか」を問うものである。序盤こそ数学に関する話があるものの、中盤からは数学を通した「身体性と心」に関する話題へと移り変わる。僕らは数学を道具として使うことを当然とし、実際に数