『お金』とは何なのか?私たちの複雑な心理。【MIND OVER MONEY】
👆の実践版です。
私たちが愛してやまない『お金』とは何なのか?
これは金融教育ではありません。
”お金に対する私たちの心理”を学ぶためのお話です。
①お金が燃やされたら、あなたはどう思う?
まずは、この質問にお答えください。
【質問】
100万ポンド(日本円で1億4千万円)という大金を燃やしたのは、
イギリスの2人のバンドマン。
ヒットを出して儲けた後、音楽に飽きてアートの世界に足を踏み入れる。
アートの一環として「お金を燃やせばいい」という結論に至り、
100万ポンドを燃やした動画を世界に出した。(実際の動画はこちら)
あなたの感想は?
あなたが、私と同じように心清らかな人であれば、
「慈善団体に寄付して、社会に貢献するべき」
と答えたでしょう。
いや、正直なところは、
豪華な食事や家、高級車を買うなど、
「俺の方がもっと上手く使えるのに、もったいない」
というのが答えです。
そんな世間に対する2人のバンドマンは、インタビューで次のように返事しました。
「あの金は使い途があったかもしれない」
「でもそれ以上に燃やしたいと思った」
「感覚が麻痺していた」
(出典:MIND OVER MONEY)
でも
「ぼくたちは実際には何も燃やしていない。失われた物と言えば一山の紙だけだ。世の中のパンやリンゴやらが失われたわけではない」と。
(出典:MIND OVER MONEY)
この発言は問題の核心を突いていると、著者さんは言います。
私やあなたの財布からは”何も失われていない”のに、
大金が燃やされたと知ってショックを受けたのは、
お金があればできたあんなことやこんなことをする、
多大な『可能性』が失われたからに他なりません。
私たちは、目の前に1万円札があっても、
それを見る人の心理(金銭感覚)によって、
その価値が変わってくるのです。
そんな、お金をその物質以上の(あるいは以下の)価値に見積もってしまう
私たちの複雑な心理を学ぶのが本書です。
②現金とクレジットカードで、異なる人間心理。
2つ目の質問です。
【質問】
500円玉と1000円札、どちらの方が価値が高いと思いますか?
♡(スキ)を押せば、偉人の名言が出てくるかも?