タカヒロ

東京バプテスト教会で洗礼を受けた後に躓き、教会から離れてしまいましたが、神の導きにより…

タカヒロ

東京バプテスト教会で洗礼を受けた後に躓き、教会から離れてしまいましたが、神の導きにより神の元へ帰ってきた変わり者のクリスチャンです。 また週に一度は教会で奉仕をさせていただけ、幸せな毎日を送っています。 主な生業の手が空いているときは生活困窮者関連の事業を手伝っています

最近の記事

列王記下5:1-27 後編:ゲハジ

前回に続き、列王記下5:1ー27より書かせていただきます。 ゲハジの背信 ナアマンがエリシャと別れて少し行った時、ゲハジがナアマンの後を追って行きます。それは、 「わたしの主人は、あのアラム人ナアマンが持って来たものを何も受け取らずに帰してしまった。主は生きておられる。彼を追いかけて何かもらってこよう」新共同訳 20節より という強欲な下心から出た行動です。 異教徒であったナアマンが改宗し、異教世界に戻ってどのように信仰の神礼拝と信仰を守るか苦闘しているのに対し、主に

    • 列王記下5:1-27 前編:ナアマン

      はじめに この章は大きくわけて2つのストーリーから神の示す信仰を受け入れ、従う事の大切さを学べます。 1つ目は 重い皮膚病に悩む、誇り高い異教徒ナアマンが、病を癒されて、謙虚に主に仕える者となった物語(今回はこちらです。) 2つ目は 主の預言者であるエリシャに仕える身でありながら、真の信仰を示さず、主への感謝を着服しようとしたゲハジの物語です。 この二人の主に対する信仰の相違を通して、主の救いと恵みが、自動的に主の民に表されるのではなく、また異邦人や異教徒に及ばないの

      • イエス 誕生・幼少時代

        イエスの誕生についてのストーリーが記されているのはマタイによる福音書〔マタイの福音書〕とルカによる福音書〔ルカの福音書〕の2つになります。 マタイでは占星術の学者たちが、ルカでは羊飼いたちが登場します。 聖書にヘロデ大王が子供を皆殺しを命じた際に2歳以下であること、男児であることから、先にルカによる福音書の場面から書こうと思います。 イエスの誕生が  羊飼いに最初に知らされた意味 当時の羊飼いは、罪人のように使われていました。それは生き物を飼っていたため、安息日を守る

        • スポーツの日 ペヌエルの格闘 イスラエルとシュモー

          今日10月10日はスポーツの日(旧 体育の日)昔は10月10日で固定されていましたよね。 昭和の東京五輪開会日の10月10日を記念してということです。 スポーツというと球技や陸上もありますが、わたしはアマレスがすきだったりします。格闘技ですね。旧約聖書の創成期には神と格闘をしたヤコブという男性が出てきます。 父親であるイサクから兄エサウへ継がれるはずであったイサクの祝福を騙し取ったことでも知られているヤコブです。その後なんやかんやで和解してますね。(書くと文章が長くなる

        列王記下5:1-27 後編:ゲハジ

          恐れるお方、畏れるお方

          聖書箇所 恐れてはならない 私たちは様々な事を恐れます。それに対してイエス様は、「体を殺しても、それ以上何もできない」と言われています。  「体を殺しても、その後それ以上何もできない者ども」というのは人間のことで、ファリサイ派、及び律法学者との会話によって、ファリサイ派と律法学者たちが、イエス様に対して激しい敵意を抱いていた事と関係しています。 イエス様が迫害をされ、やがては弟子達も迫害をされるようになる。その事を見越して言われたことだと考えられます。 体を殺される

          恐れるお方、畏れるお方

          信仰の父も完璧ではない

          創世記12:11-20 アブラム(※1)たちが神様から示された「カナンの地」へ向かっているときのことです。滞在していた地が大飢饉に襲われたため、エジプトに下り滞在することを決めます。そして、エジプトに入ろうとした時に妻であるサライ(※1)に言ったことです。 当時は妻は夫の所有物だったために、夫であるアブラムを殺し妻サライを奪う。そんなことがあり得る時代でした。 アブラムはサライが自分の妻だとわかると、美しい妻サライを奪うために自分の命を奪うものが現れる。そんな恐怖にアブ

          信仰の父も完璧ではない

          私自身への戒め

          私は人のあら捜しをしているかのようにツイッターなどで批判をしてきました。それが貧困者を救う唯一の方法であり、それが正しいとされれば 人を軽んじる人たちに復讐になる。それこそが正しいと思っていたからです。 舌(SNSなどを含み)を制御せず平気で悪口を吐き、その報いとして人々から蔑まれました。 この世界でもこれほどの報いがあります。 罪を告白し、悔い改めていなければ 主の前に立ち裁きを受けるときにはどれほどのことが起きるでしょうか。 きっと神の仕事を奪おうとした罪も加算

          私自身への戒め

          分け隔てしてはならない

          ヤコブの手紙から本日は書いていきます。少し前に書いた内容に少し近いかもしれません。 ヤコブは1章で、国外に散っているユダヤ人クリスチャンに対して、さまざまな試練に会うとき、それをこの上もない喜びと思いなさいと勧めました。 なぜなら、信仰がためされると忍耐が生じ、その忍耐を完全に働かせるなら、何一つ欠けたところのない、成長を遂げた完全な人になることができるからです。 神はそのために御言葉によって、私たちを新しくしてくださいました。ですから、人間的には不可能であっても、神の

          分け隔てしてはならない

          うつ病の人への接し方

          はじめに ここに書いたことが全てではありません。また症状も様々ですので、一概に当てはまるというわけでもありません。 ですが、うつ病の治療には絶対的に人のサポートと理解が必要です。 ここに書き出したものは、私がうつ病で塞ぎ込んでいるときに感じたものも含まれます。このNoteが患者様、ご家族様、ご友人様の参考になれば幸いです。 うつ病は治らない病ではありません。時間はかかるかも知れませんが十中八九感知に至ります。 うつ病って何? 私もそうでしたが、うつ病は気の持ちよう

          うつ病の人への接し方

          敵を愛しなさい

          主イエスが地上におられた頃、ユダヤ人の間では、「隣人を愛し、敵を憎め」と教えられていたそうです。これは「隣人」を、「自分の仲間、同胞、同じ神を信じる者」と限定していたからで、それ以外の、仲間でない人、他国人、違った思想を持つ人は「敵」としていました。 「隣人を愛する」という律法の教えが何時しか「隣人だけを愛する」となり「敵をにくむ」にかわったそうです。 そこで主イエスはその間違った律法の解釈を正し、『敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。』と言われました。 ここ

          敵を愛しなさい

          汚(けが)れた霊が戻ってくる

          イエス様は多くの譬え話を用いて私達に正しい道を教えてくださいました。この譬えもその1つです。 『汚れた霊は、人から出て行くと、』とあります。この譬え話はイエス様が悪霊にとりつかれ目も見えず口も利けない人を癒やされました。 聖書のベルゼブル論争(聖書によって問答になっていたり色々あります)です。それ以外にも『木とその実』や『人々はしるしを欲しがる』(共に新共同訳聖書における見出し)などがあります。 その3つの話をされたのち最後にこの『汚れた霊が戻って来る』の譬え話をしてく

          汚(けが)れた霊が戻ってくる

          悔い改めと信仰

          ペテロの説教を聞いていた人々は心を刺され、ペテロとほかの使徒たちに、「兄弟たち。私たちはどうしたらよいのでしょうか」と言いました。 ペテロはただ淡々とイエスこそ主であり、このイエスが彼らが見聞きしている聖霊を注いでくださったこと。 そして、このイエスをあなたがたは十字架につけたのだと力強く語っていました。 それを聞いていた多くの人たちは心が刺され、「私たちはどうしたらいいのか」と聞かずにはいられませんでした。 聖霊の働き どうしてでしょうか。聖霊が働いていたからです

          悔い改めと信仰

          日々新しくされて

           私たちは日々の生活の中でたくさんつまづいてしまいます。職場や学校での人間関係、家族との関係。どうしてこうなるのか、なんで自分がこうしてしまうんだろう?…と悩んでみても、その原因が分からなかったり、過度に自分を責めてしまったり、あるいは逆に完全に人のせいにして終わらせ、解決できていないことが多いです。そして、同じつまづきを繰り返してしまう。 どうして? 私たちは問題を解決しようとするとき、多くの場合に 目に見えているトコロだけを見て、そこを何とかしようとする。本質的なトコ

          日々新しくされて

          宿泊療養で必要なもの(東京)

          はじめに  新型コロナウイルス感染症を発症し多くの皆様へ多大な御迷惑をおかけしましたことお詫び申し上げます。また、皆様からいただきました励ましの言葉や頂いた差し入れ 誠にありがとうございました。  ここでは、東京都における宿泊療養で最低限必要なものと あれば嬉しいものについて書かせていただきます。ご参考になれば幸いです。 また東京都福祉保健局のHPへリンクしていますのでご確認の上お読みください。 記:2022年7月15日 追記:2022年7月17日 1、宿泊療養申込

          宿泊療養で必要なもの(東京)

          善きサマリア人(じん)

          前回は『良い知らせ』https://note.com/takahiro1891/n/nc6dd6ff39818 と題して信頼しついていく素晴らしさを書かせて頂きました。ルカによる福音書 10章27節に出てきます『心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい』そのとおりに行動した『汚れた者』であった『彼』は清くされました。今日の箇所は《最も重要な掟》としてマタイによる福音書22:34-40 マルコによる福音書 12:28-34にも登場し

          善きサマリア人(じん)

          良い知らせ 〜Evangélio〜

          全能の主であるお父様、本日もnoteを書かせていただける栄光に感謝します。主の御言葉が読んで下さる皆様の心に素直に届きイエス・キリストが戸口で立っていることを知る切っ掛けになりますよう主イエス・キリストの御名によりお祈りいたします。 新共同訳聖書の中には、『重い皮膚病』という言葉が使われていますが、(以前のものでは『らい病』となっていたりリビングバイブルでは『ツァラアト』と表記される。)『病』と捉えてしまうとただの奇跡の福音になってしまいます。 ではどのように解釈していく

          良い知らせ 〜Evangélio〜