読書ノート(120日目)
本日もこちらの本を紹介
していきたいと思います。
こちらの本も前回紹介した
データ分析に関する本ですが
より人事データ分析に特化を
しているのと、最後に9社の
ピープルアナリティクスの事例集が
ある点で、読み応えがある本です。
本書を以下の5つに分けて
順に紹介をしてきました。
①人事データの活用について
②プロジェクトの実践手順と必要スキル
③先進企業の事例(1)(2)(3)
④先進企業の事例(4)(5)(6)
⑤先進企業の事例(7)(8)(9)
ということで今日は
⑤先進企業の事例(7)(8)(9)
についてです。
今回までで計9社の
ピープルアナリティクスの
先進事例を紹介してきました。
今回の3社はどれもまた興味深く
本書の画像を抜粋し追加で紹介を
してみたいと思います。
リコージャパンのESとCSの可視化
については、このような散布図で
紹介されていました。
まずはこうやって社内での共通言語を
データで補完し、より強固にしていく
というのは大いに学びになりました!
これは個人的な感想ですが、
「全社員1人1人と向き合うべし」
という人事的な視点でこの図を見てみると、
CSは高いもののESが低い右下領域の支社は
疲弊してしまっていないだろうか…?と
組織の健康状態も気になるところですが…
きっとHRBPの方々にこの分析結果を連携し、
現場でSOSを察知しているのでしょう。
そして、サトーHDの三行提報の
提出画面はこのような形式です
年間で40万通ということは1日2000通の
フリーコメントのデータが集まる。
そして、それを個人の強みの可視化に
使用してくという試みが
非常に興味深く感じました。
ハイパフォーマー社員の提出内容は
視野が広く、視座が高いという点も、
模範例として全社員に共有する事で
全社員教育としても活用できそうです。
何より、社長と社員の対話の場が
日々作られているという点も
数千人規模の会社でこれが
運用できていることが凄いです。
1つ127文字の短い文章とはいっても、
毎日2000通の三行提報を確認している
秘書室の方々が有能すぎます…!
…ということで、
企業の具体的な事例を知ることは
僕にとって非常に興味深く
また大いに学びにもなりました。
次は今年2023年3月に発刊された
こちらの本を読む予定です。
ということで今日はこの辺で!
GWも残りあと3日!
時間の経過はあっという間ですが、
読書ノートと筋トレの習慣化のペースを
当初の目標通りに取り戻すことができ
5月は良いスタートが切れています✨
それではまたー!😉