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重賞展望マガジン

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◎本命馬とした根拠、全馬券対象馬、買い方を綴ってます。まる乗り歓迎。
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#競馬

【平安S】フェブラリーSと同様にデキ疑問符の出走馬続出の謎。

【平安S】フェブラリーSと同様にデキ疑問符の出走馬続出の謎。

芝馬と違い、地方交流重賞に使われているせいか、調教VTRを目にする機会そのものがお久しぶりといったメンバーも少なくない中、全体を通じていえるのは追い切りの動きだけでいえば、平凡だなと。

こういうレースは人気と着順がひっくり返れば、高リターンが狙える馬単で行くと決めている。

京都新聞杯でアドマイヤビルゴが飛んだ時もそうだが、人気上位馬が格下の騎手に乗り替わっていて、なおかつ人気しているケースは絶

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【青葉賞】ワーケアを頑なに手放さないルメールの巻

【青葉賞】ワーケアを頑なに手放さないルメールの巻

皆さん、ごきげんよう。

今週は追い切り映像を確認する時間はあっても、タイピングする時間が作れず、本日に至る。

決してnoteをさぼっていたわけではなく、直属の役員から舞い込んだIR関係の仕事に没頭せざるをえなかったのだ。

楽天、GMO、サイバーエージェント、USEN、その他もろもろITバブルを凌ぎ切った敏腕経営者が名を連ねるとあって、その成長スピードや恐るべし。

楽天 2万人
GMO 6千

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【マイラーズC&フローラS】シルクか、シルク以外か。

【マイラーズC&フローラS】シルクか、シルク以外か。

あらすじ開幕週とはいえ、4歳以上2勝クラス、3勝クラスのメンバーで上がり33秒台繰り出す馬がゴロゴロでてくるとは恐るべし京都高速馬場。

お陰様で、勝負レースの無料公開2選は空振りに終わったものの、勝負レース1位の東京6レースは◎グレイトオーサー→○イルミナルのキャロット馬単でがっちり。

投資配分はレース直前のオッズを踏まえて調整してもらえたらと思う。

メインの時間帯はがっつりZoomミーティ

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【アンタレスS】阪神D1800mで「BP」を期待できる唯一無二の存在

【アンタレスS】阪神D1800mで「BP」を期待できる唯一無二の存在

※BP=ベストパフォーマンス

最終追い切りの動きを踏まえて「穴」で狙っていたメイショウワザシがまさかの8枠16番を引き当ててしまった今年のアンタレスS。

前走のマーチSが8枠15番だった分、連チャンで大外枠はないよなないよなーと思っていたが、あった。

ふふふ。やってくれるじゃないかJRA。

昨日のアーリントンC、本命は◎ギルデッドミラーで複勝180円、3連複2320円の配当を有り難く頂戴し

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【ニュージーランドトロフィー】キャリアをとるか未知なる才能をとるかの巻

【ニュージーランドトロフィー】キャリアをとるか未知なる才能をとるかの巻

正直な話、NHKマイルCのトライアルレースとはいえ、あまりにも結果に直結しないことと、桜花賞に重なる週ということもあり、このレースに魅力を感じることはままなかったわけだが、今年は個人的に楽しみな馬が2頭出走している。

今回のnoteでは、馬券対象馬と実際の買い方を記しているがそのほかにも上位評価馬の推奨根拠を述べている。

時間の都合上、追い切り診断を掲載できなかったため、こちらのnoteに一部

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【マーチS】出馬投票のやり直しで注視すべきは最終追い切りの負荷レベル

【マーチS】出馬投票のやり直しで注視すべきは最終追い切りの負荷レベル

展開に左右されるとはいえ、昨年のマーチS優勝馬サトノティターンがマークした走破タイム1分52秒3は下回ってくるであろう今年のマーチS。

3月31日午前10時現在で稍重と考えると、良馬場まで回復する可能性はありそうだが、それでもサラサラの状態に持ち直すことはない、走破タイムは1分51秒前後とにらんでいる。

また、出馬投票をやり直したことにより枠の並びが変わったこともそうだが、それ以上に、先週の最

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【日経賞】エタリオウ復活のシナリオは想定外の巻

【日経賞】エタリオウ復活のシナリオは想定外の巻

皆さん、ごきげんよう。

今週の最終追い切りでも触れたとおり、人気のエタリオウについては例え絶好調岩田騎手が乗ろうとも、押さえる気はない。

そういう楽しみをもって臨む一戦であることを、肝に銘じてほしい。

勿論、今回のnoteで言及している馬券対象馬や買い方を参考レベルでご覧いただいている方にとっては、アレンジしがいのある内容に映るはずだ。

そもそも、状態の良い馬がそういない今年の出走メンバー

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【阪神大賞典】シャケトラ号に捧ぐ一戦

【阪神大賞典】シャケトラ号に捧ぐ一戦

今週の最終追い切り診断の記事でも触れたとおり、今は亡きシャケトラが昨年圧勝した阪神大賞典。

シャケトラが残してくれたもの、彼がひたむきに走るその姿を自身の目に焼き付け、今年の阪神大賞典の予想に最大限活かしたいと思う。

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【スプリングS】デムーロ騎手のフォルコニアは3着までの巻

【スプリングS】デムーロ騎手のフォルコニアは3着までの巻

皐月賞への優先出走権が付与される3つのレースのうち、スプリングSは施行日の兼ね合いから皐月賞の優先出走権が獲得できる最後のレースとなる。

中山芝1800mの特徴としては、スタート直後に1コーナーを迎えるため、レース序盤から乱ペースとなることは稀。

逆説的に記せば、発馬センスとスッと好位につける二の脚はかなり重要。

16年のミッキーロケット
17年のサトノアレス、トリコロールブルー
18年のゴ

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【フィリーズレビュー】外々に振られた前走は大幅距離ロスで度外視の巻。

【フィリーズレビュー】外々に振られた前走は大幅距離ロスで度外視の巻。

昨年のフィリーズレビューは栗東坂路馬なり51.9と上々のタイムで走破したハーツクライ産駒のノーワンと同じく51.9の全体時計をマークしたプールヴィルの1着同着決着。

チューリップ賞とは違い、メンバーレベルが低いことからも、コース適正と状態面がきっちり噛みあえば、キャリアが浅い馬でも十分通用するレースである。

であるからこそ、優秀な時計を馬なりで計時できる脚力は買い材料といえ、前回の追い切り診断

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【金鯱賞】サートゥルナーリアをよく知る騎手はルメールとは限らないの巻

【金鯱賞】サートゥルナーリアをよく知る騎手はルメールとは限らないの巻

昨日の中京メインファルコンSはシャインガーネットの状態面を見誤ってしまった時点でジーエンド。

パワフルな走法といわれれば聞こえはいいものの、前肢の返しが甘くみえた走法、そしてコーナーワークを逆手前で走っていた素振りなどから、いい頃のシャインガーネットの走りにないと判断していた。

思えば、父オルフェーヴルのラストラン有馬記念の最終追い切りもそんな感じだった。

キレ味とは無縁な惰性でただ走ってい

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【ファルコンS】利き脚が「右手前」の馬にはご用心の巻

【ファルコンS】利き脚が「右手前」の馬にはご用心の巻

2019年の覇者ハッピーアワーはそれまでの過去5戦のうち、唯一の左回り中京1400mで待望の未勝利勝ち。

2018年の覇者ミスターメロディも、それまでの過去3戦でダートであるけれども左回りコースで2勝2着1回と連を外さぬ安定感。

2017年の覇者コウソクストレートも、それまでの過去3戦で左回りコースを使っており2勝4着1回、その4着が京王杯2歳Sでのものだから、やはり左回り巧者といっていい実績

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【中山牝馬S】中山の鬼女コントラチェックを負かすシナリオはの巻き

【中山牝馬S】中山の鬼女コントラチェックを負かすシナリオはの巻き

どれだけ東京コースで勝とうが東京の鬼、府中の鬼なんて呼称がついた馬は過去1頭も見聞きしたことがない。

一方で、中山コースになると、ウインブライト、マツリダゴッホ、ネヴァブションなど、中山の鬼と呼ばれる競走馬がいたりするから、競馬はおもしろい。

当初は、コントラチェックも中山の鬼と書くつもりだったが、そうそうこちらは牝馬ということで敬意を払って鬼女と表することにした。

そんな話はさておき、肝心

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【チューリップ賞】今年のチューリップ賞もノーザンFの運動会となるのかの巻

【チューリップ賞】今年のチューリップ賞もノーザンFの運動会となるのかの巻

ノーザンF天栄仕上げの破壊力を世に知らしめたルージュバック(美浦・大竹厩舎)が台頭した2015年の牝馬クラシック戦線。

当時のチューリップ賞はどんなレースだったかといえば、

1着ココロノアイ(酒井牧場)
2着アンドリエッテ(森永牧場)
3着レッツゴードンキ(清水牧場)

はい、軒並み日高の生産馬が上位独占。

1人気クルミナルは11着に沈み、ノーザンF生産馬で再先着を果たしたのは当時3人気のロ

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