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【アンタレスS】阪神D1800mで「BP」を期待できる唯一無二の存在

※BP=ベストパフォーマンス

最終追い切りの動きを踏まえて「穴」で狙っていたメイショウワザシがまさかの8枠16番を引き当ててしまった今年のアンタレスS。

前走のマーチSが8枠15番だった分、連チャンで大外枠はないよなないよなーと思っていたが、あった。

ふふふ。やってくれるじゃないかJRA。

昨日のアーリントンC、本命は◎ギルデッドミラーで複勝180円、3連複2320円の配当を有り難く頂戴しているのだが、いかんせんタイセイビジョンの評価を△まで落としていたなかであんな勝ち方を見てしまうと、改めて調教の奥深さを感じてしまう。西村厩舎恐るべし!

さて、そんなタイセイビジョンの完封勝利を受けて、本日のサリオスがどんな競馬を披露してくれるのか、D.レーン騎手は休み明けのせいかまだ感覚がフィットしていないように思えたが。

それはさておき、今年のアンタレスS。

普段から、先入観を排除したいがために、まず追い切り映像を確認するところから予想を組み立てているのだが、本命はあっさり決まった。

ダート戦にしてはいくらか軽く映ったたため、外厩戻りの初時計をチェックしてみたが過去ベストの値をマーク。

実際問題、外厩でどれくらい負荷をかけていたかは知るすべもないのだが、そこでしっかり走れる状態にもっていかなければ、帰厩して1本目からそういった時計は出せない。

例えば、美浦の大竹厩舎。

ノーザンファームのバックアップを受け、ルージュバックの頃からゴリゴリに天栄を使っているが、帰厩後1本目の時計が甘い時は大抵、休養明け初戦は凡走している。

ブラストワンピースにしたって例外ではなく、厩舎で仕上げきれない分、天栄での基礎工事が完了していることが大前提になる。

その辺りが、藤沢厩舎や藤原英厩舎、友道厩舎との圧倒的な違い

在厩でもきっちり仕上げられる腕利き助手が揃っているのはやはり強みだ。

また、ダート馬の多くは、芝馬とは違い、故障のリスクが低い分、間隔を詰めて使われる傾向にあるが、アスリートと同じく休養も立派なトレーニングの一つ。

体を膨らませるためには、思い切って3、4か月間のオフ期間を与えて、成長を促すことも時に重要なのだ。

そうした調整過程も隈なくチェックした上で、導き出した一つの答えがある。

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