7回立ち読みして、買った本

7回も立ち読みするな……という点については、申し訳ありません🙇🏻‍♀️💦

「ノート」「手帳」という言葉に弱い私は、
『幸せを超えるノート』というタイトルに惹かれて手に取りました。

パラパラと目次と中身を流し見してみると、文字の大きさが読みやすくて、書き込み項目が多く、実践しやすい内容だと思いました。

その日は買わなかったのですが、自分に合う本だなと印象に残りました。自分の手帳で取り入れてみたい質問やルーティンがあったからです。

2回目、本屋で見かけてまた手に取りました。【はじめに】を読んで、衝撃を受け、本の全てを読んだ気持ちになりました。「幸せを超える？」どんな宗教だ？ってツッコミは、【はじめに】を読んだ所で早々に回収されます。

3回目、第1章の1項目の6ページ分を読んで、ワクワクした気持ちになり、「この本は第1章の1項目を読むだけで2000円の元がとれる」と満足して帰りました。（いや、買って💦）

4回目、やっぱり気になって、すっとばして最後のページだけ見てみようと思いました。そしたら、まったく理解できない事が書いてあって、びっくりしました。一番初めはすごく分かりやすかったのに。そこで、第1章の初めから順番に読んでいってようやく読める章なんだと理解しました。

そんなこんなで、7回目。
……そんなに立ち読みするなって話なんですが、本当にごめんなさい。


7回通って、まさかの第1章までしか読めなかったんです。
全部で21項目に分かれているのですが、1項目のエッセンスが濃い。まるで、21冊の本の一番大事な芯の部分を1項目ごとに詰め込んだような濃密さ。（濃密と言っても、文字が多いわけではない）もう、21冊読んでいると言っても過言じゃない満足感。2000円×21冊＝42000円くらい私には影響がありました。

全部の言葉に線を引きたい。
全部のエピソードを誰かに伝えたい。
一項目ずつ、じっくり机に向かって掘り下げたい。

これは、立ち読みでは読めない。

（※読み込もうとするな！）

買いました。

著者は今までに80冊の本を出版しており、2000回以上の講演会をしているひすいこたろうさんという方で、20年目の集大成的な本だったそうです。

それだけ聞くと、バリバリ💪な著者という感じがしますが、とっても人見知りで、人前で話すのが苦手だから喋らなくてもいいように働いた結果、作家になり、苦手な講演会は真っ暗な会場にして人と目線を合わさないようにしてみたり、司会者に話してもらったり……。そんな人が書いた心理の本なので面白い。

おそらく著者がこれまでに心に響いたと思われるエピソードや名言、経験がコラムやページの端、文章の中にふんだんに詰め込まれていて、どれも印象に残り、飽きません。

この本は、読むだけじゃなくて、自分で考えて、書いて、行動する、までがセットの本です。だから、幸せを超える『ノート』なわけで。

【ステージ1】から【ステージ4】までありますが、順番にやっていくのがいいです。ステージ1を21日かけて、次に進んでいく感じです。
最後になればなるほど、私は難しく感じました。私の手帳の書き方も、この本の影響を受けて変わりました。

本の内容は一切書きませんでした。書いたら、そのまま全部書き写してしまいそうだったからです。

私が7回も立ち読みしてしまったので、
せめてもの償いでこの記事を書いています😅下記の記事を書いたのは、この本の影響です。

読むと分かった気がするのに、読み直すとそのたびに発見がある本です。

書店で見かけたら、ぜひ。
ハードルを上げてしまったようにも感じますが😅私の言葉くらいでどうこうなる本ではないです。
合う人には合う本だと思います。