Girls meet the Magnum Opus - 大田市立美術館探訪記 -

画像1 大田旅行2日目、聖心堂での腹ごしらえもそこそこに、市立美術館を訪問。国内旅行先で美術館を訪れるの、ずっと夢だった。
画像2 建物の外までステキ。
画像3 今の時期の特別展示は『大田科学芸術ビエンナーレ スピンオフ <너희가 곧 신임을 모르느냐(汝こそ神たることを知らざるか)>』。ギリシャ神話の錬金術師、ヘルメス・トリスメギストスの言葉からタイトルのインスピレーションを受けたこの展示は、人間が科学技術の開拓過程で神への昇格のような人間自身の発展可能性に対する永遠の希求を、ひいてはそのような関係探究を基盤に「科学と芸術、人間と技術が共にする共有地の建設」をどのように具現化して来たのか、振り返ることを目的としている。
画像4 偶然にもガイドツアーの実施時間帯に入館し、ガイドスタッフの方による作品の解説を聴きながら作品を楽しむことができた。ツアーは約50分程かけて行われたが、おしゃべり上手なスタッフさんのおかげであっという間に時間が過ぎた。解釈の視点が学術的にも既にある程度定まっている近代以前の芸術作品とは異なり、この世に輩出されて間もない現代アートだからこそ、作品を真正面から捉え理解を深める上でのガイドツアーの重要性と有難さをしみじみ。
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画像6 人々が命を絶ちゆく瞬間を描いた、7分サイクルのビデオアート。
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画像10 非常にゆっくりと画が動いていくのに、不思議とずっと観ていられた。
画像11 「作業空間をも作品の一部として閉じ込める」という発想から、キャンバス一面に塗ったレジンが乾くまでの2時間でキャンバスに乗ってくっついたものまで一緒に作品にしてしまう、新しい発想。キャンバスの左上には昆虫の死骸が。
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画像13 「ヒトの記憶の不正確性」とその根底にある「利己的な記憶形成方式」を、ライトの点滅によって浮き彫りになる事象の組み合わせの変動を以て表現したアート。
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画像15 背面から覗くとこんな感じ。
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画像17 かわい〜!とカメラを構えるや否や解説を聴いてあらビックリ、사이비(サイビ=カルト宗教)をイメージした作品らしい。
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画像19 ごみ収集場で拾われた材料(ぬいぐるみのパーツ)から作られたアート作品を眺める、また別のぬいぐるみたち(と私)の図。「明日は我が身」であることを知らない様子を風刺している。
画像20 記念写真の撮影ができるキオスクを見つけ、迷わず駆け寄った。MZなので。
画像21 展示作品の画風をフィルターとして借用し、撮影した写真に適用してくれるもの。2回に1回の確率で拒否反応起こされた(画面がダウンしてしまった)が、根気強く何度も挑戦。おかげで、大田土産にアート作品となった自分たちを手に入れられた。
画像22 時間が経つのも忘れる程とても楽しく鑑賞し、閉館時間ギリギリに退館。ふと向かいのアートホールの方に目を向けると、ガラス張りの建物と夕陽のコントラストが綺麗だった。
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