"江戸学派"設立の提案

<from my post on X>
いやー、やっぱりすごいな、東浩紀。
すばらしい哲学者だな。
さっきまで電車で観光客の哲学を部分的につまみ読みしてたけど、俺が最近まで持っていた東浩紀に対するイメージが360度変わった。
彼自身のこれからの活躍に対する期待はさることながらも、一方で彼に憧れて彼の元につく若手の哲学者が出てくれば日本はめちゃくちゃ良くなるだろうし、世界まで変えれると思う。
戦争が起きない世界は実現できる。
だから、東浩紀をリーダーとしたグループ(それがゲンロンなのかもしれないが、会社ではなく西田幾多郎の京都学派のような形で)を組織し、東さんは確か五反田に拠点を置かれているので、名前はなんでも良いですが、東京学派なり、品川学派なり、五反田学派とかいうように名前をつけ、(個人的には江戸学派があったらいいなと思っていますが)組織だって(カルト集団にはならないように気をつけたい)哲学的な活動を行うというのは良いのではないかと思いました。この、観光客の哲学を少し読んで。
まだ、全然読めてないから今日中に読めたらいいなとは思っているところ。
ただ、一点東さんに対して日本人として残念だなと思うところは、東さんはどちらかというと西洋の哲学者に影響を受けているということ。全然いいし、むしろいいことだとは思う。
個人的な話にはなるが、僕は西田幾多郎が世界中の哲学者の中で1番好きで(素人として)、だからといって何もマウントを取るつもりは毛頭なく、東さんは、おそらくborn and raised in Japan だと思うので、もっと日本的なもの、それは西田幾多郎とか同じ京都学派の九鬼周造、現代だと浅田彰や柄谷行人のような既存の哲学者や彼らの思想体系ではなく、一見哲学とは全く関係のないような、例えば真に日本的なもの、禅とか盆栽、お寿司、温泉、地震、津波、富士山、お茶、和菓子、京都府、舞妓さん、寺院やお城、海鮮料理、働きすぎ、相手を思いやるもしくは尊重する姿勢、日本語やそれぞれの地域の方言などなど、あげるとキリがないほどあるが、これらから新しい概念や思想体系を見出せないのかなと、観光客の哲学を読んで、ふと思った限りです。
つまり、東さんがこの本でも言っているように、哲学は一部のいわゆる頭のいい人だけがするもの、読むものなのではなく、実生活にダイレクトに繋がっていて、切っても切り離せないようなものだということです。
ただ、東さんも言っている通り哲学はよく生きるための"道具"でしかないという事実は忘れてはいけないですね。

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