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Music Lover.

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音楽に関するエッセイを集めました。
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#創作

花は枯れ、そしてまた咲く。

花は枯れ、そしてまた咲く。

風は死んだ。
花もいつかは必ず枯れる。
永遠の命など存在しない。
だが今までの自分を脱ぎ捨て
さよならしたとしても、
それは【終わり】ではない。
何かが果てる時には、
別のどこかで新しい花が咲く。
始まりの瞬間でもあるのだ。
(風が死んだというのは
MVの中での表現としての事象)



藤井風さんの『花』のMVが公開された。
今まで経験したことのない震えがやってきて
心の底から私を揺さぶったので

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いつの日かすべてがかわいく思えるように。

いつの日かすべてがかわいく思えるように。

花がほしくなった。
部屋に花を絶やさない暮らしを
していたのだけれど、
(毎月初めにいつもの店に
カジュアルなミニブーケを買いに行くのだ)
この夏は暑すぎる部屋の中で
すぐに弱ってゆく花が不憫で、
飾ることができなかったのだ。

また花のある暮らしがしたい。
そう思い出したのは
秋の空気に入れ替わったからだけではなく、
藤井風さんの新曲『花』を聴いたからだろう。

藤井風さんの曲は、
節まわしが独

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something good.何かよいこと

something good.何かよいこと

空っぽな両手を見つめては
何かを掴まなくちゃいけないと、
いつも焦っていたような気がする。
ああ、人生なんて有限。
この手で作って形にして残して。
そうして自分が透明になった後でも
誰かが見つけてくれるようにと、
祈るように残したがっていた。

ただ、それは簡単なことじゃない。
失敗したり傷ついたりして諦めて、
少し離れてみたこともあった。
それでもまたそこへ帰ってきてしまうのは、
やっぱり好きだ

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My first ocarina.

My first ocarina.

オカリナを買った。

オカリナのくぐもったやさしい音色に
以前から惹かれてはいたのだが、
自分で演奏しようという思いとは
なかなか結びつかなかった。
それがどういう風の吹き回しだろう。
普段は行かない楽器店に並ぶ
色とりどりのオカリナを眺めていたら、
心がときめいた。
ちょっとだけだから!
やってみようよ!
と自分を説得している私がいるのだった。

居並ぶオカリナの中から
さんざん迷って、
温かみ

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ギタボがギターを棄てる時。

ギタボがギターを棄てる時。

そんなに簡単なことじゃないんだ。

そう言うと彼は
ペットボトルの炭酸水をぐいっと飲んだ。
それから
にがい水を飲んだかのように、顔をしかめた。

「ギターを弾きながら歌うことは、
みんなが思ってる以上に大変なことなんだよ。
ボクが当たり前みたいに弾き歌いをするから、
みんなも当たり前にできるのだと思っているかもしれないけれど。」

高校時代からの友人男子は、
今も3ピースバンドで歌っている。

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わたしの空に、曲ができた日。

わたしの空に、曲ができた日。

わたしの空に音楽がついたら、
どんな感じ?

前々から思っていたことだった。

🎼

《わたしの空》シリーズも
いつのまにか188回目を迎えた。
もうすぐ200回。

たくさん撮ってきた空の写真に
音楽をつけてみたい。
そんな想いはあったのだけれど、
なにせ私は曲を作れない。

曲を作ってほしいから、
そんな企画をしてみようかと
考えたこともあった。
でも
なんだかはずかしい。
胸の内で思うだけ

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