日本人の98%は心配性のS型遺伝子を持っている クリエイターは生活が苦しい人が少ないらしい
1年ぐらい前にnoteクリエイターで、「生活が苦しいのでサポートして下さい」という人を見かけました。また、半年ぐらい前にコメント欄で「私の5,000円の記事を購入して下さい」と自分の記事を売り込んできた人がいました。
今回は、日本人の98%は心配性のS型遺伝子を持っているが日本人が抱く心配はそのほとんどが実現しないということについて書きます。
なお、私の生活は「今のところ」は苦しくありません(笑笑笑)。中学時代は「公民」で、高校時代は「現代社会」で、日本が少子高齢化になることを学びました。それにより、日本、特に地方が大きく衰退することを予測していましたので、私は大きな買い物を全然していません。そのため、貧困層よりは余裕があるとは思います。ただし、10年後、20年後に私の生活がどうなっているかは全くの不明です。
<重要ニュース>
最初に、今回の記事を書くきっかけとなった3点の記事を紹介します。
竹中平蔵「日本人の生活はそんなに苦しくなってないのに騒ぎすぎ。もっと頑張れ」岸田減税は何の意味もないと断言…「社会安定のため国民に施し(給付)を」
竹中平蔵さんはネットで随分叩かれているようです。しかし、以前一度だけユーチューブで彼が出演する動画を視聴した時は、全く悪人には見えませんでした。人は実際に会ってみないとわからないところもありますので、ここで彼を攻撃することはやめておきます(笑)。一つだけ気になったところは、彼が人の顔を見ないことです。当然他人とは全く目を合わせません。私はこういうタイプの人とは親密な関係にはなりません。なぜなら、何か心に疚(やま)しいことがあったり大切なことを隠していたり、あるいは心に大きな傷を抱えていたりする可能性があるからです。
暮らし向き「苦しくなった」15年ぶりに6割超、岐阜県が県民調査 「収入増えない」53%
私が住む関東某県の数字は、ずっと50~60%程度です。2021年の岐阜県民は35%程度です。皆さん裕福なんですね。
「生活苦しくなった」4割超、2年連続で増加 物価高で 奈良県調査
奈良県民の数字は岐阜県民より2割も高いです。同じ日本でも西日本の方が暖かいので数字が低くなるのでしょうか。そう言えば、少子化も東日本、特に北日本の方が深刻です。これもまた貧困化と大きく関係があるのかもしれません。
日本は社会性民主主義?
30年ぐらい前にあるテレビ番組を視聴していた時に、ある政治家が「日本は社会性民主主義である」という発言をしました。大部分の読者はピンと来ないでしょうから、最初にこれについて説明しておきます。
社会性民主主義ではなく、社会民主主義で検索しますと以下のような説明が出てきます。
以上を簡単に翻訳しますと(笑)、どんなに貧乏な人でも国や自治体が支援するという考えのことです。以上を踏まえて、日本における社会性民主主義制度の例を挙げておきます。
東日本大震災の時に身内が受けた支援の話
私の身内は東日本大震災の被災者です。その内の1名が一時期、関東の私の家に避難していました。その彼がある日図書館内で本を閲覧していた時の話です。どこからともなく支援団体の人たちがやって来て、住むところや食べ物についての説明があったそうです。
ここからは私の推測ですが、おそらくあまりにもみすぼらしい格好をしていたので(笑笑笑)、図書館関係者が気を利かして支援者に連絡をしてくれたか、あるいは、どこかに監視カメラがあってすぐに駆けつけてくれたのではないでしょうか。ちなみにその彼はそのお話を丁寧にお断りして、その後しばらくしてから帰省しました。
自治体ごとの支援
この記事を書く前に私の自治体における生活困窮者に対する支援を調べました。そうしますと、家賃補助を含めて6種類の支援がありました。これもまた社会性民主主義の一面ではないでしょうか。この支援は例の疫病の頃とは異なるものです。
生活保護制度
最終手段は生活保護でしょう。これは外国人が羨むぐらいの素晴らしい制度で、日本の生活保護制度は世界有数の公的扶助制度かもしれません。
下のリンクページには上のページを含めた3枚の案内があります。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000004c72-att/2r98520000004ca7.pdf
最後に 不安が現実を引き寄せる
日本人は世界で一番心配する民族のようです。日本における個人の金融資産は世界でも多い方です。また、日本は世界1位の政府資産大国です。これらのことが日本人の心配性を示唆していると言えるかもしれません。
なお、日本人の98%は心配性のS型遺伝子を持っているそうです。でも私は、2%のL型遺伝子を持っている可能性もあります(笑笑笑)。つまり、心配しない遺伝子を持っているということです。
人は追い込まれますと視野が狭くなります。そうなる前に、最低限度の国や自治体の制度をあらかじめチェックしておくこともいいのではないでしょうか。自分の自治体に素晴らしい支援制度が見つかれば、多少の心の余裕ができるかもしれません。
もちろん、私の読者がそこまで追い込まれていないことはよく知っているつもりです。でも、身近なところで困っている人がいたならば、お金ではなく知恵を貸すことをお勧めします。金銭問題はトラブルの原因になりやすく、最悪の場合殺人事件まで発展します。もし仮に他人や親戚からお金の無心があった場合はそれらを勇気を持って断り、知恵を差し上げて下さい。
最後に、不安や心配の気持ちが高まれば、その状態を引き寄せやすくなると私は思っています。ですから、できる限り楽天的に前向きに生きた方が今後も幸せになりやすくなるはずです。
<参考>日本人の7割以上が「何かに不安」だが、心配するだけムダっぽい
日本人の98%は心配性のS型遺伝子を持っている
イラスト素材:感激して泣くパンダ
今日のパンダイラストは、生活が苦しくて泣いているパンダではありません。何かに感激しているパンダです。紛らわしくてごめんなさい。