[人材育成]指示待ち人間の何が悪い?
指示待ち人間で何が悪い!
以前にも指示待ち人間について書いた。
指示待ち人間を嘆く上司がいるが、そんなもんは当たり前だ。
指示通りにすれば、指示待ち人間と言われるし、自分の考えで行動すれば、勝手やるなと怒られる。
逆に聞こう。どうすればいいのか?
もっと分かりやすく聞こうか。目を瞑ったまま、目を開けるにはどうしたらいい?
指示待ち人間を嘆くのは馬鹿管理職の証拠
論理的に二重拘束を行いながら、嘆く管理職。自分の行動の矛盾に気づかないようでは、指示待ち人間と部下を嘆く資格はない。
指示待ち人間は管理職のワガママの産物
とどのつまり、管理職は自分の思い通りに部下に動いてもらいたいのだ。しかし、どう動いて欲しいかは部下に伝えない。それでは人は動けない。動けないから指示を出すが、それを指示待ち人間と嘆いている訳だ。
ワガママな管理職が思い通りにいかないことを部下のせいにして癇癪を起こしているだけだ。
指示待ち人間を嘆く管理職は自己評価が出来てない
自分の行動の矛盾に気づかない、気づけないと言うことは自分が何をやっているかわかってない。ということは自分のことが分かっていない。自己評価がまるで出来ていない。
指示待ち人間の部下を生み出す管理職は無責任
指示待ち人間を生み出さない方法はたった一言部下に言えばいい。
「責任は俺がとる」
と。
言えないから、部下は管理職の指示を待っているのだ。部下は馬鹿じゃない。自分を守るために指示待ち人間になっているのだ。
部下も管理職も自分が大事
当たり前だ。誰だって自分が大事だ。しかし、管理職と部下では権限と責任はまるで違う。管理職
が自己保身に奔るようでは、部下も自分を守らねばならなくなる。
管理職は責任を果たすのが仕事。部下は業務を時間内に収めるのが仕事。まったく視点が別なのだ。
管理職が責任を取らないなら、管理職などその辺の椅子で十分だ。椅子には人件費もかからない。部下は伸び伸び出来るのだから。
管理職は仕事をしろ
管理職が自分の役割と責任を理解して、仕事をすれば、指示待ち人間など生まれないのだ。自己保身にはしり、責任を取るという管理職の最低限の仕事を全うしない。そんな管理職に部下を嘆く資格はあるのだろうか。