人間関係に必須!~共感力と想像力とは?~
みなさん、こんにちは!
sumiです
PCを買い替えた時に、特典でU-NEXTのポイントを頂きました。
せっかくだから、と無料トライアルで入会し、
元取るぞー!と作品を漁っていたら、たまたまこちらの本に出会えました笑
((不純な動機))
登場人物がみんなピュアすぎて。
【悪気はないんだけど相手を傷つけてしまう】状況ついて、分かりやすく描かれていました。
私がこれまでに発信してきた、ジェンダーやLGBTQ+と関連していて、
私が伝えたいことが分かりやすく描かれていると感じました!
あらすじを書きつつ、学んだことや感じたことを書いていきます🍀
あらすじ
幼稚園では、おえかきの真っ最中。
(テーマ:はるを みつけよう)
みんなが花壇のチューリップを描く中、しんごくんが描いたのは花壇の土。
みんなに
「かだんの おはなは チューリップなのに」
「へんだよ」など
ブーイングされてしまい、
先生にも、花壇に咲いているチューリップを描くように促されてしまう。
((ちいさな体で耐えるしんごくんがもう…🥲🥲🥲))
(共感性2位)
でも、花壇の土はしんごくんにとっては、"みつけた はる"。
一生懸命描いたのに、
みんなに否定されてしまって泣いちゃう。
((そのお顔がもう…抱っこしてヨシヨシ撫でたいくらい無理🥲🥲🥲))
(もう一度。共感性2位)
その様子を見ていた園長先生が、
しんごくんが花壇の土を描いた理由を知っており、助け舟を出してくれる。
最終的に全員がしんごくんに賛同してくれた。
しんごくんが花壇の土を描いた真意とは…?
作品のメッセージ
対話しよう!考えはいろいろ
【自分の考えが100%正しくて絶対!】
ということはなく、
【人の数だけ考えがある】と理解すること。
真っ向否定するのではなく、
相手に、理由や気持ちを聞いてみる姿勢が大切🤝
私が主に発信している、多様性やLGBTQ+に限らず、
友人関係、恋愛、子育て、仕事…
人間関係を築くうえで、どんな関係性においても絶対に必要なこと!
0-100ではなく、グラデーション
じゃあ、
相手の考えを前面的に肯定すればいいのか?自分を押し殺してでも相手に合わせなければいけないのか?!
というと、そうでもない。
そうすると自分も相手も疲れる。
お互いに、
「あなたはなぜ、そう感じたの?どうして、そのように行動したの?」
「自分はこう感じたから、こう行動した」
と対話して、
互いがより心地いい関係性になるために
「これからどうしたらいい?」とすり合わせていくことが大事。
共感力と想像力
共感力とは
「共感力」と聞いて、咄嗟に私がイメージするのは、相手に寄り添うこと。
具体的には、
「そうなんだ」「私もその気持ち分かる(気がする)」等、
相手の言動にどれだけ同意できるか、なイメージ。
でも、この作品で言う「共感力」は、
【相手への同意+事実として見る】に感じる。
具体的には、
「そう思ったんだね」「そう(行動)したんだね」等、
相手の言動をどれだけ事実として見れるか、なイメージ。
そこに自分の感情(素晴らしい!できっこない!など)は一切含めず、ただ事実を認める。
相手の言動に対して、ただ事実を認めること。
今回の作品で言うと、
しんごくんに対して
「花じゃなくて土を描くのはおかしい」と言うのではなく
「土を描いたんだね」と事実を認めること。
(え?と思ったとしても、自分の感情は抜き)
想像力の使い方
相手の考えや気持ちを想像するのが、苦手な人もいる。
逆に、想像が広がりすぎて疲れてしまう人もいる。
だから、
相手のために頑張って考えるよりも、
【本人に聞いてみる】方が確実だし早い。
つまり、想像力は
【相手の言動の理由は?】と考えるため
ではなく
【自分の言動で相手がどう感じるか】
に使えば良いと思う。
今回の作品で言うと、
しんごくんが花壇の土を描いた理由について、
みんなの想像では
「テーマを わすれちゃったのかな」
「せんせいの おはなしを きいていなかったのかな」止まり。
(私もそこで想像が止まってた)
しんごくんには、しんごくんなりの理由があるはずだから、思い切って
「なんで かだんのつちを かいたの?」って聞いてみたら良い👀
また、「へんだよ」「おかしいよ」と言ったら
しんごくんがどんな気持ちになるか?そこに想像力を働かせればいい。
※相手の心情を想像する力は、一般的に5歳から。
作品にでてくるお友達はみんな年中さん。
4歳なのでまだ難しい…!
年長さんになったら、考えていけるように大人のサポートが必要。
最後に
最後までお読み頂き、ありがとうございました🙌
自分と違う!と感じた時に、否定したり型にはめようとしたり…
【「その人らしさ」をつぶさないため】に、
共感力と想像力は大切だと感じます🍀