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読書日記〜「ミュージック・マガジン増刊 忌野清志郎 永遠のバンドマン」

 部屋の掃除を延々とやっていますが、なかなか終わりが見えません。というか、積んだままの本当を分類しながら、また別に山を作るのが精一杯だったりします。
RCサクセションや忌野清志郎さん、仲井戸麗市さんの本はそこそこ持っているので、文庫本や新書本に雑誌と大きさがまちまちなものはレコード屋さんでいただいた袋に入れて保存してます。
そんな文庫本が大量にあるわけですから、なんとなくは整理した気分にはなるけど、実際はどこに何があるかは把握できていないわけです。
ま、一度掘り返すと、大体の位置は頭に残りますが。
じゃ、行ってみよー。

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・「ミュージック・マガジン増刊 忌野清志郎 永遠のバンドマン」(ミュージック・マガジン)

 しかし、素晴らしい写真の表紙ですね。勿論、撮影はおおくぼひさこさん。1980年頃かな?
巻頭のグラビアの撮影もおおくぼひさこさんで、忌野さん一人の写真やRCの写真、仲井戸さんとのツーショットなど興味深いですね。

 以前、私が泉谷しげるさんを主役にして、忌野さん、仲井戸さん、吉田拓郎さんや加藤和彦さんとの青春群像劇っぽく書いた記事があるので、リンク貼っておきます。
読んでいただけたらありがたいですね。

 と、この本とはあまり関係ないことに触れてしまいましたが、おおくぼさんの写真の後には今井智子さんや三田格さん、砂上史子さん、斉木小太郎さん、原田和典さん、三田真さん、近藤康太郎さんなどの方々の忌野さん話となりすレコード平澤さんと元ディスクユニオン金野さんによるファミリーツリーと濃い内容が続きます。

 そして、いよいよ「忌野清志郎作品リスト」が。
アルバムに関しては「レコード・コレクターズ」や「ミュージック・マガジン」のディスクレビュースタイルなんですが、シングルリストは貴重で、かなり役立つ感じですね。
あ、これも「レコード・コレクターズ」スタイルか。
締めは「聞いておきたい参加曲」です。
高野寛さん「泡の魔術」についてはシングルには参加してないもののアルバム・ヴァージョンに参加しているんですよねー。
個人的には泉谷しげるさんの12インチ「スカーピープル」について触れていないのが残念。忌野さんが全曲プロデュースした作品なんですけどねえ。
特にシングル・カットされた「果てしなき欲望」は名曲。発売前に練馬のT2スタジオでのライヴに忌野さんがゲスト出演した際、ボイス&リズム(ちなみにベースは藤井裕さん)をバックに披露しています。

 最後は「ミュージック・マガジンの清志郎」です。
こうしてみると、「ミュージック・マガジン」ではRCや忌野さんを案外取り上げていたんだなと実感しました。
リアルタイムでほぼ読んでいただけに新鮮というよりも納得の内容ですね。
RCサクセションについてはリアルタイムではあまり仲がよくなかったグループのアイドルだったのて、好きと公言できなかったけどかなり好きでした。
今考えるとバカバカしい話ですが、中高生にはよろある話ですよね。人間関係は大事でしたから。
大学に入って大好きな泉谷しげるさんのライヴで忌野さんと仲井戸さん観てから、RC好きだと公言するようになった私です。
そんな感じなので、RC一筋のファンの方々には申し訳ない部分が未だにあります。正直なところ。
まー、RC好きと公言するようになって35年以上経つから許してにゃん。

 ではまたー。


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