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青春の後ろ姿のその先25 〜教養としての大学受験国語〜
日夜、大学入試問題の過去問を解いている身としては、この本が出た時は「やっぱり出るよね」と思いました。
実際に手に入れて中身を確認すると、本の構成にずいぶん工夫したのではないかと思いました。また、過去問解説ではなく、過去問の本文解説を文字に起こしている点が素晴らしいと思いました。
評論文に限って言うと、大学入試過去問の国語の本文はかなり良い所が5000〜8000字程度で切り取られているので、解がなくても、読むだけでも相当面白いです。また、いわゆる読書をしなくても、あちこちの大学の現代文の評論文過去問の本文を読むだけで、その時代の旬な思想や価値観が見えて来たりします。
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