20240731 通院メモ 仕事に対しての不満は、自分に対しての不満の裏返し
今回、休職するにあたって、仕事を辞めるかどうかということを考える時間に当てようと思っていた。
職場や仕事に対しての不満がとても大きかったからだ。
集団認知行動療法のグループワークのテーマとして、職場であったエピソードを一つだした。
上司の発言に対しての「不満」という気分を捉え直すために。
そのテーマを掘り下げていく中で、どうしても上司に対しての不満となる根拠がたくさん出てきたのだけど、「その不満に対する適応的思考を導くには、上司のいいところ探しをした方がいい」というアドバイスがリハビリの先生からあった。
その日のグループワーク中では、いいところ探しをすることができなかった。
だから、「不満」という気分は、7コラム法の中でも下げることができなかった。
このグループワークのテーマとして出した「不満」ということを中心に、仕事に対しての自動思考などを書き出していってみた。
ノートにたくさんアウトプットしていく。
もう、たくさん溢れ出して、各ペースに追いつかない状態になるくらい、頭の中にいっぱいになってくる。
言いたいこと、わかってほしいこと、わからないこと、聞きたいこと、どんな考えを持って仕事をしているのかということ、何を優先順位にして仕事をしているのかということ。
本当に上司のことについて、たくさん気になることがあったことに気付かされる。
それだけ、不満がたくさんあったということだ。
じゃあ、その不満とは逆に、「いいところは?」という考えを出そうと思っても、これが出てこない。
おそらく、たくさんの不満がたくさん溜まってしまっていることから、いいところがあったとしても見逃してしまっているのかもしれない。
そうした自分の頭の中のフィルタリングが、仕事全般に対しての不満になってしまっているのではないか?ということに意識が向き始めた。
今、取り組んでいる仕事を楽しんでいるか?面白がることができているか?
仕事に対して、充実感がたくさんあった頃がなかったわけではない。
充実感があった頃って、どんな仕事をしていたか?
そうして思い当たるところは、自分に対しての、自分の健康に対しての不満が根底にあるのが見えてきたのだ。
バリバリと仕事をしていた、意見をしていた頃というのは、何でもかんでもどんどんと仕事を引き受けて、取り組んでいた。
そこに情報収集してきたことを踏まえて、より良い状況になるための企画や提案をたくさんして、それを動かすことで職場全体の仕事が動くような仕組みを作ってきていた。
それを今、しようとすると、とてもじゃないけどパワーがない。
それを取り組むだけのエネルギーがない。
それを取り組めば、また双極性障害が再発するのが目に見えている。
健康を維持するためには、残念だけど取り組まない方がいい。
そうしたことが見えてきた。
取り組まなければ、仕事の改善は進まない。
進まない現状があるのは、ずっといるからこそ見えてきている。
自分の健康に対しての能力のなさが、絶望感や残念さ、不満感を生み出している。
面白い、取り組みたい、やりがいのある仕事ではあるけれど、自分の特性や体質と合っていないというところがあるのかもしれない。
そうしたところとの折り合いをどうつけるか、その辺がこの夏のとても大きな課題なのかもしれない。