大泉駿太郎

1990年生まれ。全国各地を転々とし、中学高校を鹿児島で過ごし、東京大学に進学し中退。テテマーチ株式会社にジョイン。落ちているボールを拾い続け、現在はバックオフィスの統括を担当。趣味はサッカーと麻雀とお酒。

大泉駿太郎

1990年生まれ。全国各地を転々とし、中学高校を鹿児島で過ごし、東京大学に進学し中退。テテマーチ株式会社にジョイン。落ちているボールを拾い続け、現在はバックオフィスの統括を担当。趣味はサッカーと麻雀とお酒。

最近の記事

「攻めのファイナンス スタートアップCFO入門」を読んで

CEOは経営者としてのリーダーシップ、そしてCFOはCFOとしてリーダーシップをとること。 「リーダーシップ」「ファイナンス」「クリティカル・シンキング」の3つは、アメリカのビジネス教育の三本柱と言われている。 アメリカでは、「40歳くらいにスタートアップへ入ったらもっとも成功しやすい」と言われています。 でもそこには、20歳から常に計画的にキャリアマネジメントを行い、投資する側とされる側、金融も銀行や証券といったいろいろな業種や、マーケティングの会社やコンサルティング業

    • 「早く正しく決める技術」を読んで、意思決定のあり方を考える

      読んだ本の個人的な気づきをメモしたり、考えたことを残しておきます。 https://amzn.asia/d/0ommDcy 決める、意思決定する。その精度を高めるには?スピードを上げるには?その考えを人に伝えるには?を考えるために手に取りました。 本書の要点flierの要約に分かりやすくまとまっています。 なぜ、正しく意思決定できないのか仕事では、まず決断すること。そして行動し、成果を出していくこと。 最初に「決める」ことができなければ、一切物事は動かない。 「新し

      • 「CFOの履歴書」を読んで、CFOのキャリアを考える

        読んだ本の個人的な気づきをメモしたり、考えたことを残しておきます。 CFOキャリアは、金融(投資銀行・証券会社)・監査法人・コンサルの出身者が8割くらい、残り2割は経理財務のプレーヤーからのステップアップという認識があります。それ以外の可能性を考えるためにも、CFOのキャリアを考えるきっかけとして手に取りました。 CFOになるための基礎知識アメリカ型経営システム CFOとは何なのかCFOの役割 企業のあり方や事業のフェーズによって、CFOに求められる役割やスキルは変わ

        • 「採用基準」を読んで、あらゆる人に求められるリーダーシップを考える

          読んだ本の個人的な気づきをメモしたり、考えたことを残しておきます。 具体的な採用基準が書かれた書籍ではない。ビジネスパーソンとしてのリーダーシップの重要性が書かれている。マッキンゼーが求める人材はリーダーシップポテンシャルのある人で、それは日本社会が必要とする人材とも一致する。 地頭より、論理的思考力より、大切なのはリーダーシップ。 問題解決に必要なのは問題解決スキルだけでなく、問題解決リーダーシップである。 解が見つかっても、やりきれなければ解決されない。 リーダーシッ

          志を育てるを読んで、どう生きるべきかを考える

          読んだ本の個人的な気づきをメモしたり、考えたことを残しておきます。 一定の期間、人生をかけてコミットできるようなこと(目標)を志と定義する。 自らの意志として、何を成しえたいか? ・あるきっかけで目標を持つ ・達成への取り組み ・取り組みの終焉 ・客観視 ・自問自答 ・新たな目標の設定 他者との比較を通じて、自分自身の立ち位置、実力などを理解し、位置づける。客観視。 いきなり自問自答するのではなく、まず客観視する。そこから自問自答につなげる。 モチベーションの火が小

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          緊急!収益改善会議を読んで、利益を増やす仕組みを考える

          読んだ本の個人的な気づきをメモしたり、考えたことを残しておきます。 改善案まで考える必要なく、課題を持ち寄るというライトな開催がキモ。 実務に携わっている部門の代表者が中心。 意味のない業務や時間をあぶり出す。生の声を活かす。 テスト的に、1事業部やチームでやってみるのが良いか。 泣き寝入りリストの作成 お客さまからの理不尽な要求 社内が原因のやってられないなぁと思う仕事 洗い出し、改善テーマを決めて取り組む。 それを繰り返す。 気づかぬうちに不本意な仕事や理不尽な仕

          緊急!収益改善会議を読んで、利益を増やす仕組みを考える

          小さな会社の「V字回復」の教科書を読んで社長のあり方を考える

          読んだ本の個人的な気づきをメモしたり、考えたことを残しておきます。 求められるトップの資質現状認識 まずは、現状認識をすること。何もしなければ業績は下がる。現状維持は衰退の始まりである。意識的に小さなV字回復を繰り返すことで、会社は成長していく。 マインド V字回復に成功する社長には、情熱・執念・責任感が備わっている。社長にかぎらず、パフォーマンスの高いビジネスパーソンに共通する要素だと思う。 経営改善計画の策定と実行デッドラインは、一年間の資金繰りを保てる経営状態

          小さな会社の「V字回復」の教科書を読んで社長のあり方を考える

          KNOWLEDGE WORKER MANAGEMENT ナレッジワーカー・マネジメントを読んで

          読んだ本の個人的な気づきをメモしたり、考えたことを残しておきます。 ナレッジワーカーマネジメントとはなにか知的サービス業にはナレッジワーカーマネジメントが必要。 製造業から管理会計は発展してきたが、知的サービス業では測定の対象がヒトになり、成果物が毎回異なるため見えにくいという難しさがある。 価格・原価の曖昧さ 見積もりの難しさは2つある。プロジェクトの難易度・要件の見極めと、個人の能力を踏まえたアサイン・リソース管理。 実績原価の集計も難しい。 生産性が高まらない

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          生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるものを読んで、生産性を高める本当の意味を考える

          読んだ本の個人的な気づきをメモしたり、考えたことを残しておきます。 生産性を高めるには?生産性を上げるには、得られる成果を大きくするか投入する資源を少なくするか、2つの方法がある。 インプルーブメント(改善)とイノベーション(革新)という2つの手段と成果UPか資源DOWNを組み合わせることで、4つのアプローチに分類される。 イノベーションを起こすには、生産性を気にしてはダメなのか? 組織全体が生産性の向上に意識的になることこそが、イノベーションを生みやすい組織風土をつ

          生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるものを読んで、生産性を高める本当の意味を考える

          原体験ドリブンを読んで、自分の軸を考えてみた

          やりたいことが見つからない。それ自体はそこまで悪いことではないと思うが、その事実から目を背け続けるのはなんかイケてないなと思い、原体験ドリブンという本を手にとってみた。 自分の原体験を振り返った記録として、文字に残しておこうという趣旨なので、誰かが読んで面白いものかどうかは分かりません。 原体験ドリブンを読んで原体験は自分の過去だから変わることはないし、他の人との差別化になる。原体験をよりどころにすれば、行動がブレなくなり、ビジネスが継続する。成果をだす可能性も高まる。

          原体験ドリブンを読んで、自分の軸を考えてみた

          組織で求められる高い視座や広い視野は、一つ上のレイヤーで考えて動くということ

          高い視座で考えろ 広い視野を持て 視野や視座について、このように言われる機会は多いのではないか。 しかし、ここには具体性が欠けている。 高い視座ってどれくらい高ければいいのか? 広い視野ってどれくらい広ければいいのか? ビジネスやスポーツなど、組織で求められる高さや広さについて考えてみた。 一つ上のレイヤーで考えるいわゆる高い視座や広い視野で求められていることは、一つ上のレイヤーで考えることではないだろうか。 例えば。 ベンチメンバーなら、レギュラーとしてどうすべ

          組織で求められる高い視座や広い視野は、一つ上のレイヤーで考えて動くということ

          ミスを絶対になくすことはできないので、ミスは成長機会であると考えてしまおう

          自分はよくミスをしてしまうな?という人はいますか? 逆に、絶対にミスをしないという人はいますか? ミスを絶対にしない人はいない。 自分の脳に期待するな、ミスは必ず起きてしまうのだから 人は自分の脳を過信しすぎている 脳の記憶のメカニズムだからしょうがない。 でも、そこで思考停止したら試合終了です。 まずは脳のメカニズムを正しく理解し、自覚すること。 それを踏まえた上で対策をうつ。 そうすることで、ミスの多くは防げるはず。 以下の本を参考に、ミスとの向き合い方を考え

          ミスを絶対になくすことはできないので、ミスは成長機会であると考えてしまおう

          世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?論理とアートの両輪で考える

          読んだ本の感想をメモしています。 論理や理性を最大限に用いても、はっきりしない問題については、意思決定のモードを使い分ける必要がある。非論理的ではなく、超論理的を考える。 論理と直感はどっちが大事なのか 直感は大事だが非論理的なのはダメで。論理的な思考を突き詰めていった先では、最終的に直感や感性が必要だという認識。 どっちも大切なんだが、ステップがあるんだと思う。 経営にこそアート思考が求められる 分析・論理・理性に軸足をおいた経営、サイエンス重視の意思決定では、今

          世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?論理とアートの両輪で考える

          なぜ朝の時間は大切なのか。一番若い今の時間が大切なのか。

          同じものでも同じ価値ではないときがあるのは、当然のことである。しかし、日常生活ではそこまで意識されていないように感じる。 もの、通貨、時間の価値がどのように変わっていくのかを考えてみた。 価値は変動する例えば、同じマスクであっても、コロナ感染が拡大を始めた2020年1月にはその価値が高まり、通常の何倍もする値段で取引されていた。 需要と供給のバランスによって、そのものの価値は変わる。需要が増えて供給が追いつかなくなると、そのものの価値は相対的に上がる。マーケットという外部

          なぜ朝の時間は大切なのか。一番若い今の時間が大切なのか。

          仕事で大切にすべき価値観として、勝手にスリールールを作った

          座右の銘とかセブンルールとか、そういったものを問われてもパッと出てこない。聞かれたときに答えられるように、自分の意識していることや意識したいことを考えてみて、それっぽいスリールールにしてみた。 期待を超える バランスをとる そうぞうする 1.期待を超える社会人1年目の教科書とか、コンサル1年目の教科書とか、ビジネス基礎を示す際に必ず含まれている項目だと思う。 相手の期待を超えることが付加価値であり、付加価値の創出があるからこそビジネスとして成り立つ。 ビジネスの原

          仕事で大切にすべき価値観として、勝手にスリールールを作った

          ファイナンス思考を読んで、企業経営の本質を考える

          読んだ本の個人的な気づきをメモしたり、考えたことを残しておきます。 PLは作れる。利益は解釈、キャッシュは事実。ファイナンス思考は、将来に稼ぐと期待できるお金の総額を最大化しようとする発想。 価値志向であり、長期志向、未来志向である。長期志向・戦略的・自律型。 会社のあらゆる業務はファイナンスに有機的につながっているからこそ、全ビジネスパーソンに必要な素養であり、経営者は特に理解しておくべきである。 短期未来ではなく長期視点での企業経営 会社の価値は短期の業績の積み上

          ファイナンス思考を読んで、企業経営の本質を考える