「採用基準」を読んで、あらゆる人に求められるリーダーシップを考える
読んだ本の個人的な気づきをメモしたり、考えたことを残しておきます。
具体的な採用基準が書かれた書籍ではない。ビジネスパーソンとしてのリーダーシップの重要性が書かれている。マッキンゼーが求める人材はリーダーシップポテンシャルのある人で、それは日本社会が必要とする人材とも一致する。
地頭より、論理的思考力より、大切なのはリーダーシップ。
問題解決に必要なのは問題解決スキルだけでなく、問題解決リーダーシップである。
解が見つかっても、やりきれなければ解決されない。
リーダーシップこそ、あらゆる人に求められるスキルであり、リーダーシップの総量が増えれば、より世の中を豊かにする。
全員がリーダーシップをもつ組織は、一部の人だけがリーダーシップをもつ組織より、圧倒的に成果を出しやすい。「成果を出すこと」を「自説が採用されること」よりも優先される、真のリーダーシップを皆が発揮すれば、船頭多くして船山に登ることもない。常に組織の成果に対してベストな選択肢を選べるはずだから。
ビジネスやスポーツなど、成果が明確に定義されていてそれを求められる環境ではリーダーシップが必要。一方で、成果目標のない状況ではリーダーシップはなくてもいい。
リーダーがなすべき4つのタスク
目標を掲げる
先頭を走る
決める
A bad decision is better than no decision
伝える
言葉で説明することが、説明責任を果たすこと
リーダーシップを身につけるには
リーダーシップを発揮した体験によって身につく。実体験を通して得られるものの大きさに気がつくと、自発的にもっとリーダーシップを身に着けたいと思うようになる。
バリューを出す
ポジションをとる
自分の仕事のリーダーは自分
ホワイトボードの前に立つ
できるようになる前にやる
自分のリーダーシップスタイルを見つける
問題解決には、他者や組織を動かす必要があり、それにはリーダーシップが不可欠。
リーダーシップにより、自分が気になっていた問題を解決できると、リーダーシップの意義を理解する。
リーダーシップがあれば参謀として地頭のいい人を使うことはできるが、地頭のいい人がリーダーを使うのにも、リーダーシップは当然必要。頭が良いことよりもリーダーシップを持つことのほうが、はるかに重要。
思ったこと
リーダーシップを発揮し、様々な成果を達成する経験を通して成長を実感する。さらに大きな問題を解決できるようになると、もっと大きな問題を解決したいと思うようになる。リーダーシップを発揮することが、自分の人生をコントロールすることにも繋がる。
・リーダーシップとはなにか?
・リーダーシップは、どのように身につけるのか?
・リーダーシップのある人を見抜くには?
・オーナーシップとリーダーシップの違いは?
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