てんてん@地球育ちの宇宙人

筑波大学中退→沖縄リゾートバイト→海外バックパッカー🇻🇳🇲🇲🇹🇭🇹🇷

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【6】筑波大学を中退して旅に出た話⑥

大学を中退して、沖縄の離島でリゾバして、海外バックパッカーになるまで。 ついに大学中退編、完結! 長くなるけど、最終回だから放送枠を拡大してるってことで許してね(^_-)-☆ 退学の最終関門、それは親の説得。 ↓退学を決意した経緯 ↓大学の学びを否定する理由 親に学費を出してもらうこと オープンキャンパスが終わるや否や、大学の事務に行って退学届をもらいました。 休学にせよ退学にせよ、まずは担任と面談をして、それから保護者からの承認印を得る必要があります。 もう成人し

    • 【5】筑波大学を中退して旅に出た話⑤

      大学を中退して、沖縄の離島でリゾバして、海外バックパッカーになるまで。 前回は退学を決意した経緯を書きました。 今回は、ぼくが大学での学びを否定する理由について書きます。(最初からそれを書け) 【前回のあらすじ】 オープンキャンパスの委員を引き受けた身でありながら、大学を辞めることを考えている自己矛盾に、ぼくは精神を病んでいった。 その頃、知識欲が湧き出て次から次へと本を読み漁っていたが、これは夢中になれるものを作ることで自分が置かれている現状から目を背けようとしたもの

      • 【4】筑波大学を中退して旅に出た話④

        大学を中退して、沖縄の離島でリゾバして、海外バックパッカーになるまで。 ここまでずいぶん遠回りしてきてしまったけど、いよいよ大学中退編、佳境に入ります! 【前回までの概略】 ↓ある友人との出会いから、ぼくは「本当の学び」を見つけました。 ↓まちづくりサークルに入り、人と人との繋がりについて考えました。 そして、休学・転向を経験した先輩に会いに京都へ。 ↓塾講師を辞めてサイゼリヤバイトを始める。 インテリ的な生き方から外れ、新しい自分を見つけました。 オープンキャンパ

        • 【3】筑波大学を中退して旅に出た話③

          大学を中退して、沖縄の離島でリゾバして、海外バックパッカーになるまで。 今回は番外編。 学生時代のバイトについてです。 ↓大学中退編 前回まではこちらから 塾講師のバイトを辞める 大学入学から1年弱、個別指導塾のバイトをしていました。 元々勉強も人に教えることも好きだったし、教育にも関心があったから、最初のバイトは塾か家庭教師にしようと決めていました。 初めての仕事ということもあって、色々と学んだことは多かったです。 つくばには、まともな大学がほぼ筑波大学くらいしかな

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        • 旅の記録
          7本
        • 自分軸と社会軸
          2本

        記事

          【2】筑波大学を中退して旅に出た話②

          大学を中退して、沖縄の離島でリゾバをして、海外バックパッカーになるまで。 ぼくの大学生活、後半戦! 【前回のあらすじ】 京大に落ちて筑波大に進学したぼくは、1件のDMから思いがけない出会いを果たす。 彼女はぼくが京大に求めていたお互いを高め合える仲間であり、初めて出会った「自分と同じタイプの人間」だった。 彼女と過ごす日々の中で、ぼくは学校や大学の中にはない「本当の学び」とは何かを見出していく。 しかし、彼女は毒親から離れるため、また、自身が不信感を抱いた進学校の級友や

          【2】筑波大学を中退して旅に出た話②

          【1】筑波大学を中退して旅に出た話①

          大学を中退して、沖縄の離島でリゾバをして、海外バックパッカーになるまで。 今回は、筑波大学に入学してから退学するまでのいきさつを書いていこうと思います。 ⇩壮大な前置きはこちら KLiSって何? 2022年4月、筑波大学 情報学群 知識情報・図書館学類に入学しました。 知識情報・図書館学類、前回の総合人間学部以上にヘンテコな名前ですね笑 英略称は、Knowledge and Library Scienceで"KliS"(ケイリス)です。 ここからKliSについての説明

          【1】筑波大学を中退して旅に出た話①

          【0】京大受験 本当の学びを求めて

          はじめに 2023年8月筑波大学を中退し、同9月から沖縄の離島・小浜島で半年間のリゾートバイト、その後24年4月からベトナム、ミャンマー、タイ、トルコで計1か月半のバックパッカーひとり旅をしました。 旅の記録をnoteで10回ほどに分けて発信していきたいと思います(⁠^⁠^⁠) ……が、その前に、このように大きく道を外れる選択をした、ぼくという人間の人生観を知ってもらいたいと思います。 壮大な前置きになります。 特に興味がなければ【1】か【2】あたりから読み始めてください

          【0】京大受験 本当の学びを求めて

          ものを書くということ

          物心ついた頃、初めての将来の夢は絵本作家だった。 やがてマンガを読むようになると、マンガ家になりたいと思った。 中学生になると今度は小説家がいいと思った。 そして、高校生になる頃には、物書きで食べていくのは難しいと現実を見るようになってきた。 漫画でも小説でも、売れる作品は時流に乗ったものだ。 勿論、作者の才能やセンス、努力も大切だけど、良い作品であれば売れるとは限らない。 売れるものは、世の中の多くの人が求めているものを与えてくれるもので、見ていて気持ちのいいものだ。 作

          学ぶとは生きるということ

          高校に入学して間もなく、オリエンテーション合宿があった。 3日間の合宿を通して学校について知り、有意義な学校生活を送るための心構えをつくるというものだ。 まだろくに話したこともない級友と寝泊まりするというのは最初はドキドキするけれど、これを期にクラスみんなが仲良くなることができて概ね好評だった。 合宿の最終日、「学ぶとは何か」についてグループで考えプレゼンテーションするという課題が出された。 ぼくが出した結論は、「学ぶとは生きること」だった。 たくさん勉強して、いい大学に

          学ぶとは生きるということ

          オーストラリア留学 現地の日常を体験する

          高1の11月、オーストラリアに留学した。 南半球のオーストラリアでは真夏、既にクリスマスの準備が始まっていた。 サンタはサーフィンでやって来る。 留学の期間は1か月、日本人の感覚からしたら長いが、向こうの人達は「えっ、1か月しかいないの!?」と驚いていた。 様々な国から留学生が来ていて、みんな半年とか1年とかいるらしかった。 ホームステイ先には何と先客がいて、ホストファミリーはぼくともう一人、ベルギーからの留学生を同時に受け入れた。 彼女はフランス語話者だったが、英語も流

          オーストラリア留学 現地の日常を体験する

          自分軸と社会軸(中学校編②)

          中学2年は、周囲の人間が不真面目で、自分自身も腐りかけていた時期でした。 余談ですが、当時ぼくはブギーポップにハマってて、ブギーポップと一連の上遠野浩平作品は、ぼくの中二病時代の象徴であると同時に人生観に大きな影響を与えたものでした。 そんな時期に聞いた“If you want to be happy, be.”の文言は、覆い被さっていた闇に一縷の光が差し込んできたかのようでした。 (詳しくは中学校編①を参照してください。) アドラー心理学の『嫌われる勇気』が話題になった

          自分軸と社会軸(中学校編②)

          自分軸と社会軸(中学校編①)

          自分と社会を二軸にして、エッセイを書こうと思います。自分の人生の大きな転換点として、中学時代から話を始めたいと思います。 今思えばそんなに大したことではなかったけれど、入学当初は中学校がすごく嫌だったんです。 どこの地域でも多かれ少なかれそういうものかも知れませんが、中学生になるとみんなちょっとだけ不良になりました。ジャージをダラしなく着て、くるぶしソックスが流行りでした。美術や家庭科の授業では、生徒達はいつも喧しく授業が全く進みませんでした。 ぼくは真面目なタチで学級委

          自分軸と社会軸(中学校編①)

          Time is “NOT” money.(前編) 無駄こそが人間の本質である。

          "Time is money." (時は金なり) そう言ったのは、ベンジャミン・フランクリンだ。曰く、時間を無駄にすることは損をすることであり、一分一秒がお金になると思って効率的に行動せよ、ということである。 これは仕事のできる人間の処世術という話ではなく、社会で生きる全ての人間が実践すべき倫理だとフランクリンは述べている。 つまり、時間を有効に使うことが、人として正しい生き方だということである。 まず、自分の時間を有効に使うことは、自分が享受できる幸福を増やすことであ

          Time is “NOT” money.(前編) 無駄こそが人間の本質である。

          働くということ

          なぜ働くのか。 お金を稼ぐため。 では、なぜ金が要るのか。 ……お金があることが幸せだから? いや、金がなければ生活できないからだろう。 1.貨幣経済は交換の仕組み そもそも労働とは何かということを考えてみる。 元々、貨幣経済は交換で成り立っている。 物を売って金を得て、その金で物を買う。 このような交換ができるのは、物と金とが等価だと見做されているからだ。 ここで、万物の価値を同じ尺度で量的に測れるのかという問題はあるが、便宜上貨幣がその尺度ということになっている。