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♫いっぽう かっぽう
<歌 詞> いっぽう かっぽう じゅーにが ひーがー ふくるく じんばらぬ ぐしんじ ふーるがやい <歌詞訳> (鬼決めの歌ですが、歌詞の意味がよくわかっていません) <解 説> 歌詞(かし)の意味はよく分かりませんが、鬼(おに)決め歌の通 例で、沖縄本島や大和も同じような歌い出しで歌われる鬼決め歌が 多くあります。 鬼決めに使われるときは、当たった子が鬼になりますが、ここでは 最後に残った子が勝ちとする遊びに変化しています。 <遊び方> 輪になった子どもたちが、にぎった手をだします。 一人がみんなの手を順に触(さわ)ってゆき、「ふーるがやい」で 当たった人から抜(ぬ)けてゆきます(手を引っ込(こ)める)。 最後に残った人の勝ちです。
♫うすんちゅんちゅん
<歌 詞> 潮(うす)ん来(ちゅ)ん来(ちゅ)ん 雨(あみ)ぐヮーん 降(ふー)ゆいん 早(ふェー)く 逃(ひ)んぎら 逃(ひ)んぎら <歌詞訳> 潮(しお)が満ちてくるよ 雨も降(ふ)ってくるよ 早く逃(に)げよう 逃げよう <解 説> 本島南部知念半島に位置する玉城(たまぐすく)の海は、珊瑚礁 (さんごしょう)に囲まれた浅い穏(おだ)やかな礁池(イノー) です。イノーは、「海の畑」ともいわれ、小魚・貝・海草などの海 の幸を与(あた)えてくれる豊かな場所として大切にされてきまし た。けれども、潮(しお)が満ちてくると、一気にリーフから波が 入り込(こ)んできます。海は、恵みを与えてくれるところでもあ り、畏(おそ)れ敬(うやま)うところでもあることをこの歌は教 えてくれます。 <遊び方> この曲には、動き方はありません。沖縄本島南部地方の写真ととも に情景を思い浮(う)かべてください。