♫うっじゃがんま

<歌 詞> うっじゃが母(んま)よ とゥぬかが母(んま)よ 
      野火(ぬーび)ぬ出(い)でィりば 
      焼(やく)火(び)ぬ出(い)でィりば 
      じゅうべた飛(とゥ)ばがら じゅうべた舞(ま)やがら
      汝(ヴワ)舞(ま)やがらだ 汝(ヴワ)飛(とゥ)ばがらだ 
      片羽(かたばに)が焼(や)きとゥむ 
      二羽(ふた)焼(ぱ)にがむィとむ
      我(ば)が子(ふァー)共(とゥ)どゥみ 
      我(わ)が共(と)とみ
      共(とど)みぬ美(かぎ)しゃ うが美(かぎ)しゃ共(とど)み
      海(いむ)千鳥(つどゥり)がまよ 
      浜(はま)千鳥(つどゥり)がまよ
      白浜(しらはま)の真(ま)ん中ん 美浜(かぎはま)の真ん中ん
      うれ見(み)や染(しュ)ん染(しュ)ん かる見や染ん染ん

<歌詞訳> うずらのお母さんよ 子どものお母さんよ
      野火が出た 焼火が出た
      さあ飛び上がろう さあ舞(ま)い上がろう
      貴方(あなた)は舞い上がりなさい 貴方は飛び上がりなさい
      片(かた)羽が焼けても 二羽が焼けても
      我(わ)が子と共に 我が卵(たまご)と共に
      共にある美しさ 美しさは共にあること
      海千鳥よ 浜(はま)千鳥よ
      それを見て心に染(し)みた あれを見て心に染みた


<解 説> 宮古島に伝わる民話が基になっており、野火が迫(せま)ってきて
      も、子どもを守る母親のうずらの強さや優(やさ)しさが歌われて
      います。


<遊び方> この曲には、動き方はありません。 宮古地方の写真とともに情景を
      思い浮(う)かべてください。

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