働きやすい立場を確立するメール術
京大卒元メガバンカーの総一郎です。
今日は昨日に引き続いて、賢く楽に仕事を進める処世術、仕事術的な話をしたい。
サラリーマンは色々しがらみが有って働きづらい。
という人もいるが、一方でイキイキと自由に働いている人もいる。
つまり、“会社が” 「働きづらい会社」なのではなくて、“自分が” 「働きづらい会社」と感じているだけと考えた方が建設的だ。
自分次第で「働きやすさ」は手に入る。
何事も
「何を言うかではなく誰が言うか」だ。
だから例えば、
指示を受けた時の初動で、ちゃんと文字で残して誤解の余地がないようにしておくか、そうでないか?
で、「誰が」の信頼度が変わってくる。
というのが昨日までの記事。
今日はさらに細かい話をしていこう。
#昨日までの記事はこちら
『それは自分が気に病むことじゃない』
https://note.com/soichiro_k/n/ne858a2c2320d
『メールで頂いて良いですか?』
https://note.com/soichiro_k/n/nd840556b0ed2
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▼働きやすい立場を確立するメール術
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僕も昔は、サラリーマンは気疲れして嫌だなぁ、と毎日仕事に行くのが憂鬱すぎた。
が、後半は上手いこと、のらりくらりやっていた。
それもこれも、僕が配属された最初の法人営業部にデキる先輩がいたからだ。
彼の働き方は、本当に一挙手一投足に意味が有り、めちゃくちゃ勉強になった。
昨日の記事も彼の働き方から盗んだものだ。
彼はなんでもメールに残す。
「こういう指示で間違いないですよね?」
「こういう指示をいただいたので、このように納品します」
というように、自分は与えられた指示の通り納品していますということを誰の目から見ても明らかにする。
指示通りに納品をしている彼は信頼を得られるし、もし完成品に不満が有れば信頼を失うのは指示をした上司だ。
ただ、そんなことは彼と上司の一対一のメールのやりとりでは外野は知る由も無い。
そこで、彼はTO・CC・BCCをうまく使いこなす。
スマホ世代、チャット世代の方は、CC・BCCの意味すら分からないかもしれない。
CC = carbon copy
BCC = black carbon copy
の略だが、そんなことはどうでも良い。
メール一通送るにも、TO・CC・BCCの三種類の宛先に誰を加えるか?
で、センスが問われるのだ。
TOには返信メールを書いて欲しい相手を入れる。
CCには、返信は書かなくて良いが目を通しておいて欲しい、という相手を入れる。
BCCには、目を通して欲しいと個人的に思っているが、公には目を通している方が不自然な人をこっそり入れる。
TO・CCに誰が入っているのかはメールを受け取った人全員が確認できるが、BCCでメールを受け取った場合は、本人含め、他にBCCで受け取った人がいるかどうかも分からない。
この三種類をうまく使いこなすのだ。
TOに入れられてしまったら返信をしなければならない。
対面や電話で聞いてもうやむやにされてしまった場合や、優先順位が低く後回しにされている場合でも、メールのCCに相手の上司やこちらの上司、関係部署などを入れてしまえば、監視の目が有るため相手も無視するわけにはいかない。
答えないにしても答えない理由を返信しなければならない。
こうやってCCをうまく使い力尽くで案件を前に進める。
BCCはというと色々な使い方が有る。
後輩指導のメールのBCCに上司を入れたりしておけば、それだけで後輩の面倒見の良い奴という評価を得られる。
パフォーマンスの悪い上司とのやり取りのCCかBCCにさらに上の上司を加えておけば、その案件が進まないボトルネックが誰なのか明確にすることが出来る。
#僕の直上の上司が異動させられたことが一度有る
「そんなパフォーマンスの低い者をイジメるようなことは出来ない…」
という方もいるかもしれないが、仕事は馴れ合いではないので、そういうものだ。
ボトルネックがどこかを示して組織の最適化を図れば全員が得をする。
上司とのやり取りのBCCに後輩を入れておけば、
「この上司お前にはデカい顔してるけどこんな感じで優柔不断だから苦労するぞ」とか
「この案件、まだ早いかもしれないけど勉強になるからBCC入れとく」とか
こっそり色々知らせることが出来る。
もっともっと具体的な状況を説明しないとあまり伝わらないかもしれないが、メールの宛先一つで、人事権を持つ上司、直上の上司、同僚、後輩、関連部署に与える自分の印象は大きく変わるということはお分かりいただけたと思う。
ただ単に技術が優れているかどうか?だけでなく、こういった細かなコミュニケーション能力も問われてくる。
「自分は良い仕事をしているのに評価されない…」
という人は、そのパフォーマンスをアピールするのが下手なのかもしれない。
いくら素晴らしい作品を作ろうが、買い手に届かなければ売れはしないのと一緒だ。
人事権を持つ上司の耳にその自分のハイパフォーマンスが轟(とどろ)いていなければ全く意味が無いのだ。
まずハイパフォーマンスであることが大前提かも知れないが、アピール下手で評価されないのはもったいない。
メールなんかで評価が左右されてはもったいない。
「何を言うかではなく誰が言うか」
「誰が」の信頼度をうまいこと高くしておきたいところだ。
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