▶問題給水配管の水圧試験は、管の保温、防露及び塗装工事の完了後に行った。 答え × 防露・保温被覆を行う配管や隠ぺい、埋設される配管の水圧 (満水) 試験は、それらの実施前に試験を行う。 HASS。 ▶解説毎回思うんですけど、建築って学ぶ範囲広すぎます… ”水圧試験”で調べると、 水道屋さんの記事ばっかりでしたw 建築士のための記事がもう少し増えたらうれしいなぁ… とか思いつつ記事を作成しました。 今日は短いので、ぜひ最後まで読んでください! 水圧試験: 配管中の
▶問題脱気装置は、防水層のふくれを防止するために、 防水層の湿気を排出させるものである。 答え × 防水層の湿気→× 露出防水では、下地が太陽熱により加熱されると、 これに含有されていた水分が気化膨張し、防水層を押し上げてふくれが発生することがあるので、 脱気装置により下地面からの湿気を外部に排出させる工法が有効である。 ▶解説今回はマンションの屋上などの防水工事についての問題です。 ここはしっかりしないと雨漏りなどにつながって 建物の耐久性が低下するので、たいせつ
▶問題プレキャストコンクリートカーテンウォールの取付金物は、層間変位に追従できるように下部を固定とし、上部はスライドのできるものとした。 答え 〇 プレキャストコンクリートカーテンウォールのファスナー形式は、 スライド形式、ロッキング形式、 固定方式がある。 スライド形式は、上部又は下部ファスナーのどちらかをルーズホール等でスライドさせることにより、層間変位追従させる方式である。 JASS 14。 ▶解説まず初めに、少し前の記事で 「PCはプレストレストコンクリートの略
▶問題高力ボルト接合において、接合部に生じたはだすきが0.5mmであったので、フィラープレートを挿入しなかった。 答え 〇 高力ボルト接合の接合部に1mmを超えるはだすきがある場合には、フィラープレート (すき間に合わせた薄い板) を使用する。 なお、1mm以下の場合は処理不要。JASS 6。 ▶解説今回の設問はそんなに難しくないので サラッと説明します。まずはこちらをご覧ください これだけでなんとなく伝わると思いますが 一応説明しますね。 高力ボルトによる接合は、
▶問題プレストレストコンクリート工事に用いるPC鋼材について、 現場において、加熱又は溶接を行ってはならない。 答え 〇 PC鋼材は、一般に高炭素鋼であるので、 溶接したり局部的に加熱、急冷したりすると、その部分が許容緊張力以下の荷重で脆性破断を起す危険性が極めて高くなる。現場においてPC鋼材の加工・組立てを行う場合、加熱、 溶接を行ってはならない。 ▶解説僕、今までずっと勘違いしてたんですけど PCって、プレキャストコンクリートの略じゃないん ですねw PCはプレス
▶問題地中ばりのせき板には、 施工の省力化及び工期の短縮を図るため、合板の代わりに特殊リブラス (鋼製ネット) を使用するラス型枠工法を採用した。 答え 〇 ラス型枠工法: 特殊リブラス (鋼製ネット) をせき板に使用し、 コンクリートを打ち込むもの ・せき板の解体作業がない→ 施工の省力化・工期短縮 ・地中ばりや基礎に多く用いられる ▶解説コンクリートを打設する際には 1:せき板と呼ばれる合板で型枠をつくって 2:そこにコンクリートを流し込んで 3:固まったら型枠を
▶問題コンクリートの設計基準強度が27N/mm² の場合、SD345の鉄筋の重ね継手をフックなしとし、長さは呼び名の数値の40倍以上とした。 答え 〇 鉄筋の種類がSD345、 コンクリートの設計基準強度が27N/mm²のときの、鉄筋の重ね継手長さは、呼び名の数値の40倍、または30倍フック付以上とする。JASS 5。 ▶解説鉄筋は主に2種類あります。 ▶丸鋼(Steel Round) SR235・SR295の二つが規格化されている。 表面がツルツルしている。 ▶異
▶問題既製コンクリート杭のセメントミルク工法に使用するアースオーガーヘッドは、 杭径と同径とした。 答え × 杭径と同径→× 杭径+100mm程度とする。 公共建築工事標準仕様書。 ▶解説今回は”杭”工事について解説します。 杭は軟弱な地盤などで、建物を支えるために必要なものです。 文字通り、縁の下の力持ちってやつですね そんな杭ですが、 「とりあえず一人一本、ここに杭を打ってください」 と言われた時、あなたならどうしますか? 建築関係者として恥ずかしい回答はでき
▶問題逆打ち工法は、地階の床、 梁等の構造物を切梁として兼用するため、軟弱地盤における深い掘削には適さない。 答え × 逆打ち工法は、「掘っては作り、掘っては作り…」 を繰り返していく。 →穴が深かろうが、地盤が緩かろうが、 掘削面が崩れることなく、安全に工事を進められる。 ▶解説普通 「地下5階、地上60階建てのビルを建ててください」 と言われたら、 まず地下5階建て分の穴を掘って、 そこから上に建てていきますよね? でもこれだと穴が深すぎて 土の壁が崩れる危険性が
▶問題通常のボーリングの孔内水位は、実際の地下水位と異なることがあるため、 清水掘りによる孔内水位を基にして地下水位を求めた。 答え 〇 ボーリング孔内水位は、 地下水位と異なっているのが普通。 → 無水掘り or 清水掘り を行う ▶解説先に言います。この分野、 結論は単純なのですが、”なぜ?”の部分が 難解で、僕もよく分かりませんでした… あらかじめご了承ください。 とりあえず結論を言うと、 「ボーリング試験で地下水位が知りたければ 無水掘り、もしくは清水掘りに
▶問題防護棚 (朝顔) のはね出し材の突き出し長さは2mとし、水平面となす角度は30度とした。 答え 〇 防護棚 (朝顔) のはね出し材の突き出し長さは2m以上とし、 水平面となす角度は20度以上とする。(JASS 2) ▶解説なんだか2ばっかりですねw そもそも朝顔とは何ぞや? という方のために軽く説明します。 朝顔:作業中になにか物を落してしまった時、 通行人に当たらないようにするやつ まぁ、写真見た方が早いです(笑)↓ 名前のとおり、朝顔みたいな形してますね
▶問題建設業に附属する寄宿舎設置届は特定行政庁に提出する。 答え × 附属寄宿舎を設置する場合は、所轄労働基準監督署長に届け出なければならない。労働基準法96条の2。 ▶解説「特定行政庁って、よく聞くけど結局なんなのかわからない…」 という人は多いと思います。 人かどうかすら不明ですよねw ということでざっくり調べてみました。 まずは結論から。 調べた結果、特定行政庁は”人”でしたw 市町村長、もしくは都道府県知事のことみたいです。 鍵となるのは建築主事の存在。
▶問題現場代理人は、請負代金額の変更に関して、受注者としての権限の行使はできない。 答え 〇 現場代理人は、次に定める権限を除き、この契約に基づく受注者の一切の権限を行使することができる。 工事請負契約約款10条。 ①請負代金額の変更 ②工期の変更 ③請負代金の請求及び受領 ④工事関係者についての発注者の異議の受理 ⑤ 工事の中止・この契約の解除および損害賠償の請求 ▶解説結論から言います。現場代理人は偉いひとです笑 「代理ってなんかしょぼそう…」 と思った方は考えを改