【一級建築士】”はだすき”って何ですか?高力ボルト接合の問題を解説!フィラープレートとは...
▶問題
高力ボルト接合において、接合部に生じたはだすきが0.5mmであったので、フィラープレートを挿入しなかった。
答え 〇
高力ボルト接合の接合部に1mmを超えるはだすきがある場合には、フィラープレート (すき間に合わせた薄い板) を使用する。 なお、1mm以下の場合は処理不要。JASS 6。
▶解説
今回の設問はそんなに難しくないので
サラッと説明します。まずはこちらをご覧ください
これだけでなんとなく伝わると思いますが
一応説明しますね。
高力ボルトによる接合は、板と板をはさんで固定する
ものなので、当然ながら板厚に差があると
うまく接合できません。
この板厚の差による隙間を”はだすき”といい、
隙間を埋めるための板をフィラープレートといいます。
はだすきが、
1mm以上 → フィラープレートいる
1mm以下 → フィラープレートいらない
という感じです。
▶まとめ
身近なもので例えると、
1円玉の厚さ(1.5mmくらい)→ プレートいる
爪の厚さ(0.5mmくらい)→ プレートいらない
です。参考にしてください。
本日のメモ
「フィラープレート境目は、1mm」
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