【一級建築士】防水工事ってどんな感じ?脱気装置とかよく分からないから調べました。
▶問題
脱気装置は、防水層のふくれを防止するために、 防水層の湿気を排出させるものである。
答え ×
防水層の湿気→×
露出防水では、下地が太陽熱により加熱されると、 これに含有されていた水分が気化膨張し、防水層を押し上げてふくれが発生することがあるので、 脱気装置により下地面からの湿気を外部に排出させる工法が有効である。
▶解説
今回はマンションの屋上などの防水工事についての問題です。
ここはしっかりしないと雨漏りなどにつながって
建物の耐久性が低下するので、たいせつな分野です!
少しややこしいですがザックリ解説するので
ぜひ最後まで見てください。
まず防水工事には2種類あります
①密着工法
下地面に防水層を密着させる
②絶縁工法
下地面と防水層をくっつけない(絶縁させる)
ここでいう下地とは陸屋根のコンクリートなどのことで、防水層とはアスファルトやウレタンなど水を通さないシートのことです。
これまでは防水層の上に保護コンクリートをのせていたのですが、それだと防水層のメンテナンスができないので、最近は防水層を露出させることが増えました。
しかし、密着工法で保護コンクリートがないと太陽光にさらされて、下地面の水分が防水シートを押し上げてしまいます。(ふくれ)
そこで、露出防水にする際は、絶縁工法にして脱気装置を設け、下地の湿気を外に排出させます。
具体的に、ウレタン絶縁工法の手順を紹介します。
▶まとめ
今回の設問では、「防水層の湿気を排出させる」とありましたが、これが誤りで、正しくは「下地面からの湿気を排出させる」でした。
違いが細かすぎて、
「こんなん気づける人おるん?w」
と感じましたが、文句を言ってもしょうがないので
おとなしく受け入れることにします…
本日のメモ
「やっぱり、こんなん気づけるわけがない」
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