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現在を考える

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大したことない人生の道程
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#自殺

内なる子供を苦しめる、自己強迫的な属性適応 1/3 (内なる子供の存在)

内なる子供を苦しめる、自己強迫的な属性適応 1/3 (内なる子供の存在)

52年前に長男として生まれた。2年後に妹ができた。
お兄ちゃんらしくならなきゃ。お兄ちゃんはこうあるべき。
子供の頃の親の言葉が呪縛になっていたとは知らなかった。

「お兄ちゃん」のステレオタイプは成人しても刷り込まれる。雑誌、雑談…様々な情報でステレオタイプが刷り込まれる。でも完全無欠に「お兄ちゃん」にはなれないようだ。判で押したような「お兄ちゃん」にはなれない。

70%お兄ちゃんらしくなった

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家があるのにホームレス、これが辛い。

家があるのにホームレス、これが辛い。

先日、NPO法人抱樸(ほうぼく)奥田理事長の講義を受けた。

ホームレス支援で就労と住居をあてがう。
しかし住宅が得られて支援完了ではない、と。
ここまでは知ってるつもりだった。でも全然わかってなかった。

ホームレス状態では「死ぬなら畳の上で」と言っていた人が、住まいを得ても安心できず、部屋の片隅にうずくまって「死んだら誰か看取ってくれるのかな?」と不安を漏らす、というエピソードを知った。心の安

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声なき声を票にしたい

声なき声を票にしたい

僕は、すべての人が社会参加できる社会、つまり誰も置き去りにされない社会を目指している。投票は社会参加の声である。投票しない人にも意志があり、声なき声が在る。福祉に携わる自分には無視できない声である。

声なき声に耳を傾けるということ表出された言葉や行動を受け容れつつ、内心を想像するのが、声なき声に耳を傾けること。内心を決めつけて他者の聖域に土足で踏み込む事なく、内心に徐々に近づくべく工夫を凝らして

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