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#心理学
学校で教えない大切な技術(4)成長サイクルと安全サイクル
成長サイクルの説明をしていく。
道を追究しないのは、自分の個性を活かせていない状態。だけど、そんな余裕も無いならば、無理して急流の渦に身を投げてはいけない。渦巻く水槽の縁のような安全圏を緩やかに巡るのだ。怪我したらリハビリ。緩やかに。
怪我して辞める。辞められる技術なら、それでいい。
人と関わる技術は辞めようにも辞められない。
そんなときは、安全サイクルで、機が熟するのを待つのが善い。
次号
学校で教えない大切な技術(3)孤立の古傷が強張らせる
他者と関わる場面で、問われる技術。
伝えること、愛すること…
大なり小なり失敗する。
大きな失敗が心に傷を残す。
その傷はきちんと癒えて、次の挑戦に進めるか?
傷は浅くてもある種の心的外傷。
傷が深くて痛むと、医者にPTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されるだろうが、浅い傷では病院に行かないし、傷の存在すらわかってない。
実は、人の心には、癒えない小さな傷がたくさん潜んでいて、それが人格
学校で教えない大切な技術(2)No Pain, No Gain 以外
例えばカッターの扱い。
初めてのときはそりゃ怖いけど、すぐ慣れる。
慣れてきて怪我する ⇔ 怪我して慎重になる
を何度か繰り返して、徐々に扱いが上手くなる。
薄いものから厚いものまで、
硬いものから柔らかいものまで、
多少の材料の違いがあっても、扱えるようになる。
多少の道具の違いがあっても、扱えるようになる。
これが技術が身につく過程だろう。スポーツも一緒だ。
怪我まで行かなくても、怖い思い
内なる子供を苦しめる、自己強迫的な属性適応 3/3 (自分の"声なき声")
この続き。
きっと誰しも自分の内なる子供(以下、ジュニア)を持っている。
それは死なない。粗末にすると、理性の決壊が切れた時に噴出してしまう。認知症発症後にも噴出するかもしれない。だから、内なる子供を探し出して、大事にしてあげないと、噴出した衝動の打撃が致命的になると思う。
ジュニアを肯定する。だけど大人の自分を否定しない。
長年続けた自律のおかげで身についたことは多く、それには自分らしいとし
内なる子供を苦しめる、自己強迫的な属性適応 1/3 (内なる子供の存在)
52年前に長男として生まれた。2年後に妹ができた。
お兄ちゃんらしくならなきゃ。お兄ちゃんはこうあるべき。
子供の頃の親の言葉が呪縛になっていたとは知らなかった。
「お兄ちゃん」のステレオタイプは成人しても刷り込まれる。雑誌、雑談…様々な情報でステレオタイプが刷り込まれる。でも完全無欠に「お兄ちゃん」にはなれないようだ。判で押したような「お兄ちゃん」にはなれない。
70%お兄ちゃんらしくなった