内なる子供を苦しめる、自己強迫的な属性適応 3/3 (自分の"声なき声")
この続き。
きっと誰しも自分の内なる子供(以下、ジュニア)を持っている。
それは死なない。粗末にすると、理性の決壊が切れた時に噴出してしまう。認知症発症後にも噴出するかもしれない。だから、内なる子供を探し出して、大事にしてあげないと、噴出した衝動の打撃が致命的になると思う。
ジュニアを肯定する。だけど大人の自分を否定しない。
長年続けた自律のおかげで身についたことは多く、それには自分らしいとして誇らしく思えることもたくさんある。今まで特技や特徴として見ていた表面を裏から見えるようになっただけで、その正体を暴いたかのように蔑む必要などないし、深い愛で育ててくれた親を恨む筋合いなど何もない。
単に自己覚知できただけ。7割長男でいいや、と。
職場でも家庭でも役を演じることばかり。気張り続けると疲れてしまう。
でも、その役を放棄しよう、そう言っているわけではないのです。
大人の自分も大事に扱って。頑張ってきた過去を承認するように。
内なる子供を粗末に扱わないで。自分の「声なき声」に耳を傾けて。
自分らしく幸福な人生は内なる子供が知っている。ときどき、内なる子供の声を聴くことが、根本から効くアンガーマネジメントかもしれません。
僕が言いたいことはそういうことなんです。
え?もうわかってた?やっちまったなぁ~(笑)