20250112「こざと偏の張力」
今からも
これからも
ずっと続くのは
その道の途中
どこかで途切れても
誰かがその跡を続ける
誰もいないが
どこからともなく
充てがわれ
そんな気もしてなくとも
必要なら続くのだろう
知らない何かを
未だ見ていなくとも
その才能を使って
生き延びるだろう
前回の続きは
繰り返しつつ
巻き戻され
反発の跳力で
発条は確かに
伸びようとするだろう
間延びした空間に
ふと光がさして
馴染むように
挑むように
失敗を繰り返し
小さなひとつを成功させる
何度も何回も持続させ
慣れた頃には
もう随分と先を歩いているだろう
月日を数え
年月を超え
いくつもの見えなかったものが
見えるようになる
わたしたちの働きと
わたしたちの動揺で
その振り幅を拡大させて
いい塩梅の所に附着する
阜偏を並べ
その合間に印を付ける
誰かが気づくだろうから
その合図は既に叶っているとして
蒙昧の道をまたとぼとぼと歩く
転んだ時がその時であると
薄々わかっているのだろうし
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