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霊能者が語る 妻とのあの世日記 第178回 「犬のあの世は? その3」

とりあえず、ゲルマン風ガイドとのやりとりで犬の世界を見て回ることになったのですが、コテツのガイドの人物名前がよくわからないので、哲夫さんと勝手に名前つけておきましょう。
哲夫さん、犬の世界について犬との意思疎通で現れたコミュニケーションインターフェースみたいなものと思うといいのですが。
へいSiriとかアレクサ、とかああいう感じと思うとわかりやすいかもしれません。

で、その存在とともにまずは犬がたくさんいる公園について「なんでこんなに集まってるのか」と聞いてみると
「あなたが犬の国、という印象でこの世界を見てるからこう見える。
犬もそれぞれ自分の世界を持ってそこで過ごしてると思ってみたら個別の空間が見えてくるはずだが」
つまり、妻のあの世のように、妻のあの世世界みたいに犬それぞれにもそういう空間があって。
ここはその犬の個別世界にいくための場所なのだそうです。
スマホのアプリを使う時に一度ホーム画面を開いて、そこからアプリ開いていくようなもので、ここがホーム画面みたいなもんだとか。

となると、ここにいるように見えて本体は別にあるのか。
と考えていたら
「本体も何も移動時間が現実世界と違うのだから君がコテツの世界に行くとこちらのコテツが消えるのではなく。
こちらのコテツとコテツの世界にいるコテツは同じものが一瞬で移動してると思うといい」
「時間の概念が違うので、一瞬に地上の人間には思えるけど、コテツからすると必要なプロセスを通ってちゃんと移動してると」
「そうだ。君たちの時間感覚ではみないほうがいい」
「そういう難しいこと考えなくても、同時に存在してるからどっちも本体でいいやん、ってとこですかね」
「分裂してても同じものでも、中身は変わらないから」
「そういう世界ですから、あまり考えないほうがいいですね」

ここの公園みたいなとこは、自分と一緒に生活してた犬と会いたいと思うとまずここに連れてこられて。
ここからその犬の場所へと案内され、ともに過ごすことができるらしい。
「よくあの世からこの世に犬の霊が戻ってきて、なんか飼い主助けたりするじゃないですか。それはここからわざわざ戻ってきてるんですか?」
「さっきの話と同じだ。一瞬で移動できるのだから何問題はない。
家族に危険があると思えば、すぐこちらから一瞬でそちらに行ける」
「疲れたり無理がかかってるわけでもない?」
「君が家の中を移動するのに疲れたりしないのと同じ程度の労力くらいだろう。最も、君が鍛錬を怠ってて家の移動すら疲れるなら話は別だ」」
「流石にそこまではないです。
とりあえず、たとえば夢ででも亡くなった犬に会いたい、と思ったら夢の中でここを目指すといいんですかね」
「呼べばくるさ」
「まぁでもここイメージしたほうが会いやすいとか?」
「その程度の信頼関係ならその手順は必要になるかな」
「言い方がちょっとアレですね」
「お互い信頼関係があるなら、呼べばくる、それが心の通った物同士というものだろう。このコテツは君に会うのにここまできてから会ってるかい?」
「そういえば、呼んだらきましたね」
「それが普通だ。だからここの場所を通過することはあまりないだろう」
「なんで僕はここ経由してるので?」
「仕組みを知りたいのだろう?色々教えてやるよ」

という感じで、普通は亡くなった犬たちに会いたい場合は普通に呼べばいいので。この犬の国?犬の星?まではこなくてもいいらしいです。
でも、今回は色々探索の意味があるので誘導されたようですね。



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