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記事一覧
夢の墓場に埋めるには早すぎる/兎の中の人
つい最近、かなりショックなことがあった。
実は東京にいる弟が年末に帰省しないという話になったのだ。
この新型ウイルス感染者が増えている状況、お盆が無理でも年末年始は思っていたが……致し方ないとは思う。
実際、私も心境的には残念という気持ちと少し安心した気持ちがある。
それと同時に安心した気持ちがある自分に嫌気がさした。
もし万が一、弟の帰宅途中で感染したらとか我が家で発生したらなど不安なことを考
兎はサンタの夢を見るのか/兎の中の人
今年は例年とは違いあまり出かけなかったせいか、寒くなるのが遅かったからだろうか。
季節感をあまり感じなかったように感じる。
おかげでクリスマスだというのにメリーやハッピーという感じはしないし、年が明けてしまうという実感がない。
おかげで掃除も年賀状の準備も全くできていない状況だ。
クリスマスと言えば、酒とケーキが無条件で食べられる年に数回の行事だ。
あともう一回は自分はもちろん家族や友人の誕生日
エメラルドグリーンの誘惑/兎の中の人
しばらく前の話になるがあまり外食はしないと前に書いたことがありつつも、10月頃に憂鬱になるくらい嫌なことがあったのでファミレスに行ってしまったときのことを書こうと思う。
年に一度の最悪な行事……いや、人によっては一度でなく何回もあるかもしれない。
―――健康診断である。
大したことないという人もいるかもしれないが、私には重大な問題があり、毎回それに悩まされるのだ。
まず、朝食が食べらない
過去から未来に受け継がれたいもの/兎の中の人
以前、とあるところで司馬遼太郎さんの『21世紀に生きる君たちへ』を若い人は一度読んだ方がいいと聞き、そこまで若くはない私も読んでみることにした。
恥ずかしながら、私は司馬遼太郎さんの作品は『燃えよ剣』を一通り読んだ程度。
あとは映画で『関ケ原』を見たぐらいで、深く関わることがなかった。
この機会に少し真面目な本も手に取っておこうと軽い気持ちで読み始めたのである。
この作品自体は小学校の教科書用
時が過ぎるのは早すぎて/兎の中の人
気が付けば4月も過ぎ、私も歳を重ねることになってしまった。
このエッセイも週1ペースでやろうと考えていたのに最終更新が3月……確かに少しづつ忙しくなってきたとはいえ、これは甘えである。
少し気を引き締めなくてはと、重い腰を上げたのである。
実は4月に入ってから、前から通っていたボイストレーニングのレッスン所の先生が所属している地元の事務所が養成所を開くとのことで、ありがたいことにお声をかけていた