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日常のやつ

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日常の出来事について書いた記事をまとめます。フォローしても有益なことは何もありません。
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#小説

夢見がちな私が彼氏に論破された話

夢見がちな私が彼氏に論破された話

十八歳の時、私は小説を書いて賞をもらったことがあります。

書籍化されて、出版社の担当さんもついてくれました。印税も、少しだけもらいました。

当時アルバイトをしていた本屋では盛大に祝福してくれて、私のサイン本は平積みで売られました。出版社の方も高級な料理屋であからさまにちやほやしてくれ、疎遠だった親戚も「10冊買ったぞ!」などと大いに盛り上がりお祝いをしてくれました。

このとき私は、他の人と

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トマトとの和解

トマトとの和解

私には嫌いな食べ物がありません

パクチー、セロリ、しいたけ etc... 人が嫌いな食べ物は千差万別ありますが、私には一切ない

過去にサソリの串焼きとかも食べたことがあるくらいのレベルで食べられないものがないのです

ただ、私には最近までどうしても好きになれない食べ物がありました

それは、トマト

スーパーでも普通に売られているポピュラーな野菜ですが、私はどうしても食べると毎回「オエッ」とな

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おバズ戦争最前線

おバズ戦争最前線

2019年7月2日(火) 23:06現在

私はバズっている

なんかインターネットのすごい有名な人が私の書いた記事を紹介してくれたおかげでツイッターですごくたくさんリツイートされているのである
(※馬鹿の見解です)

↓問題の記事

拡散したみなさんには「正気か?」と問いたい

この記事をリツイートしてくれた人の家に一軒一軒訪問して相手の肩を揺さぶり「正気ですか!?」と叫びたいところですが、そん

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ジャンパーソンと私

ジャンパーソンと私

みなさんは「ジャンパーソン」を知っていますか?

そうです

あの「ジャンパーソン」です

「知らんがな」と思った方に説明ですが、「ジャンパーソン」は子供向けの特撮ヒーローで、私が幼少の頃、日曜日の朝に放送されていたという微かな記憶があるのです

しかし同世代の友人に話しても、不思議なことに誰一人として覚えていない

私の記憶の中にだけ眠り続けるジャンパーソン……

私がジャンパーソンの特徴として

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真イカのパプリカソースに捧ぐ鎮魂歌(レクイエム)

真イカのパプリカソースに捧ぐ鎮魂歌(レクイエム)

先日、令和最大級とも言える衝撃的な事件が起こった

サイゼリヤの大人気メニュー「真イカのパプリカソース」の販売が終了になるというのだ

あの、真イカのパプリカソースが

販売終了―――

このショックによって米津玄師は名曲「lemon」を書き上げたと言われている(私の中で)

※今でもあなたは私の光

私が先日まで暮らしていたマンションは、目の前にサイゼリヤ、角を曲がれば日高屋、振り向けば

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「芸能人で誰に似てるか」という質問をうまくかわす方法

「芸能人で誰に似てるか」という質問をうまくかわす方法

「芸能人だと誰に似てるって言われる?」という魔の質問がありますね

この質問を思いついた人マジぶっ飛ばす!と私の中の週刊少年ジャンプの主人公の人格が声を荒げてるんですけど

何を答えても微妙な空気になりませんか?

しかし、私の中で圧倒的な解を出したので、NG例と正解例をいくつかご紹介します

まずはNG例です

NGパターン1:女優やモデル、タレントなどのガチでかわいい女性芸能人
明らかにカワイ

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世界でいちばん仕事ができない(2)

前回の記事で衝撃的なイルカ事件をご紹介しましたが、引き続き高校時代の遊園地アルバイトの際の失敗経験をさらしていこうと思います。

~ハートウォーミング!フォトセッション編~私がアルバイト先の遊園地で任されていたもうひとつの仕事が「来園した人を引き留めて無理やり写真を撮り、あわよくばその写真を買わせる」という仕事でした(悪徳)

当時は1月。めちゃくちゃ寒いので人もまばらにしか来ず、写真撮らせて

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ロマンティックとじんましんが止まらない

ロマンティックとじんましんが止まらない

ゴールデンウィーク前のお話になりますが、仕事がクソ忙しいストレスで首と両腕と両足にじんましんが出たので皮膚科に行ってきました(壮絶)

この地域に住み始めてから皮膚科に行ったことがなかったので、ネットで調べていちばん上に出てきたところを適当に選び、予約もせずに向かいました

皮膚科は古びた雑居ビルの6階にありました。入り口には「生活保護受給者は受け付けておりません!」という強めの貼り紙があった

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眼球のポテンシャル

世は年度末ですね

私も例に漏れず、超スーパーウルトラ社畜DX(デラックス)な日々を送っています

そんな中で先ほど起こった事件をお伝えします

メイクをし終えてよし会社に行くぞとなったのですが、なんだか左目に異物感を感じました

コンタクトずれたのかな、と思い鏡を見ると驚愕しました

黒目をぐるっと一周するように長い髪の毛が目の中で渦巻いている…!!!!!

「ウワァーーーー!」って声だし

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免許の更新

初めて自動車免許の更新に行ってきました。

社会人数年目のとき、忙しそうな先輩社員を横目に「今日教習なんで(笑)」と言いながら定時退社を繰り返すという見事なゆとり感を発揮しつつ免許を取ったんですけど

そこから三年

その事実がまず衝撃

三年で人生は変わる。みたいなCMあったけどマジこっちは1ミリも変わってねえから。なんなら十四年前とも何も変わってねえから

(私が十四年前に書いたとさ

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世界でいちばん仕事ができない

「私は世界でいちばん仕事ができない人間です」

こうやって話すと「いやいや、できるっしょ(笑)」みたいにみんな言ってくれるけど

いや、マジでできない

できなさすぎて「これってもしかして、何らかの病気…?」と思いWEBでできる診断みたいなのやったけど完全なる健康体だった

つまり「単純に仕事ができない人」なのである

自分で言うのもあれですが私は見た感じ真面目そうだし、その場しのぎのや

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続・住んでるマンションを退去したら被告になった話

続・住んでるマンションを退去したら被告になった話

前編はこちら→ https://note.mu/sirisiri/n/n997a1beb317f

被告になってから、私の生活は一変した

例えば、満員電車で足を踏まれた時に謝られたり

お酒を飲んで記憶がなくなるほど酔っ払ったり

友達と美味しいローストビーフを食べたりするたびに

「被告なのにすいやせん…」

みたいな気持ちになった

(些細な変化)

一方、彼は休日を返上し「答

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住んでるマンションを退去したら被告になった話

住んでるマンションを退去したら被告になった話

皆さんは被告になったことはありますか?

かくいう私はつい一ヶ月くらい前まで被告でした

ことの起こりは、2018年の4月にさかのぼります

ピロロロピーロピロピーローピ(さかのぼる時の音)

私は昨年4月まで、東京の端っこで一人暮らしをしていました

新築、1K、駅徒歩15分、オートロック付き、バストイレ別、2階以上という好条件で、家賃もそこそこだったのでそれなりに気に入っていた物件でし

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