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はじめに

wexe33では、酵素に着目してメソッドを確立しています。
身体の巡りにおいて、酵素はエネルギーを生み出す重要な役割を担っており、ウォーターウェルネスの実践に不可欠な要素と捉えています。
"酵素の効果的な摂取"と"酵素の失活"という2つのテーマに焦点を当て、健康の基盤を支えるメソッドを開発しました。
 
ウォーター × 酵素 = ウォーターウェルネス という考えに基づき、酵素が身体の巡りをサポートし、効率的に働くためには、酵素の質や水との相互作用が重要です。
ここで水が持つ役割について深く考えると、ジェラルド・ポラック博士の「H3O2」(第4の相)や、ヴィクトール・シャウベルガーの水の動きと脈動する理論が非常に関連性が高いことに気づきました。
これらの理論を取り入れることで、酵素と水の相乗効果を引き出し、健康的な体内環境を促進する新たな視点を得ることができました。
この記事を通じて、酵素と水の本質的な関係を理解し、ウォーターウェルネスに対する新しいアプローチを紹介していきます。

2人の研究者の考え

ジェラルド・ポラック博士の「H3O2」または「水の第4の相」として知られる構造化水の概念、そしてヴィクトール・シャウベルガーの水の動きや脈動の理論に注目します。
これら2人の研究者の考えは、水が単なる物質でなく、エネルギーを運び、生命を支える不可欠な要素であるという新しい視点を与えてくれます。

ジェラルド・ポラック博士と第4の相

ポラック博士の研究は、水には通常の液体、固体、気体の3つの相に加えて、もう1つの相が存在すると示唆しています。それが「第4の相」または「細胞内溶液」と呼ばれるもので、H3O2の形態を持つと言われています。
これは、特定の条件下で水分子が整然と並び、ゼリー状の構造を形成することを意味します。この構造化水は、通常の水よりも高い粘性や異なる電荷特性を持ち、生体内で特に重要な役割を果たしているとされています。
ポラック博士は、この構造化水が細胞内や生体膜の近くに存在し、エネルギーを蓄えたり伝達したりする役割を担っていると考えています。
この第4の相は、エネルギーの移動、酵素の働き、そして細胞間のコミュニケーションに関与している可能性があり、これまでの水の物理学に新しい視点をもたらしています。
ここを理解することで、生命の基本的なメカニズムや、水が持つ驚くべき可能性をさらに探めることができます。

ヴィクトール・シャウベルガーと水の脈動

一方で、オーストリアの自然学者ヴィクトール・シャウベルガーは、自然界における水の動きに特別な関心を抱いていました。
彼は、自然界の水は常に脈動し、渦を巻くことで生命力を持っていると主張しました。
シャウベルガーによれば、水は単なる物質ではなく、生物学的なエネルギーを運び、生命を支える力を持っています。
彼は「生きている水」と呼ばれる概念を提唱し、特に水が自然の中でどのように動き、エネルギーを蓄え、放出するかに焦点を当てました。
また、自然の川や泉の中で水がどのように自律的に動くかに注目し、その動きがエネルギーを生み出す過程と結びついているか。彼の理論は、工学的な分野にも影響を与え、彼の考案した装置は水の自然な流れを活用してエネルギーを生成するために設計されています。

水の可能性に対する新しい視点

ポラック博士とシャウベルガーの研究から得られる2人の系譜は、私たちが水をどのように理解し、利用するかについての新しい視点を与えてくれます。
水は単なるH2Oの集合体として見るべきではなく、生命やエネルギーの媒体として捉えるべきと、私は考えています。
ポラック博士の第4の相とシャウベルガーの脈動する水の理論は、共に水が持つエネルギー的側面に焦点を当て、今後の研究や実践はもちろん、健康、環境、そしてエネルギーの分野にも大きな影響を与える新たな可能性を秘めています。

私なりの新たな視点

ポラック博士とシャウベルガーの理論を通じて、私は水の動きとその働きに対する興味がさらに深まりました。
特に、体内に取り入れる水、いわゆる「インナーウォーター」についての新たな視点が生まれました。
私たちは通常、飲料水としての水を主に考えますよね。
自然界に目を向けてみると、植物や自然の力を利用した「植物細胞液」や、体内の水の循環にも目を向ける必要があると感じます。
 

山と海、領域の連携

自然界における水の動きは、山と海、さらにはそれらを繋ぐ領域の連携の中で成り立っています。このダイナミズムを理解すると、私たちはバーチャルウォーターの概念に辿り着きます。
バーチャルウォーターとは、見えない形で人間が消費する水で、作物の育成や製品の製造に隠された膨大な量の水が含まれています。
重要なのは、私たちが使える水と使えない水をどう捉えるか、またそれがどのように自然の循環に関わっているかです。
植物自体が保有する水や、体内の水がどのように循環しているのかを理解することは、自然との調和を考える上で不可欠です。
例えば、私たちが摂取する植物細胞液がどのように体内で循環し、どのように生命活動に影響が出るのかを見つめ直すことで、水の扱い方や捉え方が変わってきます。

生きている水、死んでいる水

この循環の話に関連して、シャウベルガーの「生きている水」や「死んでいる水」という概念も非常に感慨深いです。
彼は、水は単なる液体ではなく、エネルギーを運び生命力を持つ存在だと主張しました。
自然の中で脈動し、流れ、渦巻く水は「生きている水」として生命力を宿しますが、一度その自然のリズムを失うと、「死んでいる水」へと変わります。
私たちが体内に取り入れる水が、どのようにして「生きた水」としての役割を果たすのか、その可能性を探る必要があります。

水の選び方と体験化

現代社会では、水の選択肢が多様化し過ぎています。
「良い成分が含まれている」という評判だけで、水を選んでいる場合が少なくありません。
選ぶだけでは不十分です。私たちの身体にとって本当に意味のある水を、どう体験化していくのかが重要だと考えています。
単に水を飲む行為だけではなく、日常生活の中で“水”とどう向き合い、体内でどのように循環させるか、そしてその水が持つエネルギーをどう活用するかを考えることに繋がります。

ウォーターウェルネスにおける軸

このように、水に対する考え方や捉え方は多様ですが、重要なのは、何に軸を置いて研究を進めていくかです。自然界の水の循環、体内の水の循環、そしてその両者がどう連携しているかを理解することで、私たちはより本質的な「ウォーターウェルネス」へのアプローチを見つけることができるはずです。
これからの残りの人生で、水をどう扱うか。それが私たちの健康や環境、さらにはエネルギーの利用にどのように繋がっていくのかを見極めることが非常に重要だと考えています。

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