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「クエン酸で医者いらず」 長田正松 小島徹
「クエン酸はレモンや梅干しにも含まれている身近な成分」
「クエン酸で医者いらず」 長田正松 小島徹
「そういえば、最近あまり肩こりというのがないな」とこの本を読み終えたあと感じました。
一時期「肩こり」に悩まされて、仕事に行く前には結構な頻度で、シップを肩に貼っていました。
かく言う私も、しつこい肩こりに悩まされた一人でした。
(中略)
(クエン酸を)試したところ、不思議と肩の痛みが和らぎ、身体が軽くなったのです。
(中略)
また、血液をサラサラにして血管の流れをよくするので、肩こりを改善するのは当然だと言えましょう。
そうだったんだ!
僕は2017年に病気になり、入退院をくりかえした後、2019年頃からドラッグストアで売っている食品添加物のクエン酸の粉を水にとかして、ほぼ毎日飲んでいます。
なんと
クエン酸を飲むようになってから、いつのまにか肩こりが改善されていたんだと、この本を読んだあと気づきました。(あくまでも個人の感想であります)
健康な人の身体は、弱アルカリ性に保たれているそうです。
しかし
体調が悪かったり、病気にかかったりすると、身体は酸性に傾くというのです。
酸性食品は肉類、魚介類、アルコール類などですので、過剰摂取にご注意ください。
(中略)
いっぽう野菜や果物はアルカリ性食品なので、積極的にとりたいものです。
そして
クエン酸を身体が吸収すると、アルカリ性として働くそうです。
クエン酸は、「酸」という字が入っているから「酸性」じゃないの?と思うでしょう?
その字の示すようにクエン酸そのものは確かに酸性です。
ところが、クエン酸を服用すると、胃に到達するまでは酸性なのですが、十二指腸に入ると膵臓から出た強いアルカリ性の重曹と化学反応を起こし、クエン酸ソーダとなってアルカリ性になるのです。
肩こりだけではなく、この本にはいろんな病気の改善が期待できると書かれています。
わかりやすく、ここでは「肩こり」についてお話ししますね。
まずは「乳酸」
我々は食事からエネルギーの素の「ブドウ糖」を摂っています。ブドウ糖になるのは、ご飯、パン、お菓子などに含まれる炭水化物です。
燃焼されたブドウ糖から、焦性ブドウ酸と乳酸が生まれ、最終的に二酸化炭素と水になって体外に排出されます。
乳酸が分解されればいいのですが、これが肩に残ると肩こりになるのです。
そこで、クエン酸です。
クエン酸が体内に入ると、乳酸が分解されるサイクルが活発になり、「乳酸が蓄積されにくくなる」というわけです。
乳酸には、血液を酸性にする作用があるため、病気にかかりやすくなります。
また、乳酸が体内にたまると、筋肉が硬くなって痛くなります。これが、乳酸が疲労物質とされる所以です。
とくに酷使している部分、例えば肩や腰などにたまると『肩こり』『腰痛』として現れるのです。
(中略)
体内にたまった乳酸を取り除くには、クエン酸を摂取するとともに、体内の血流をよくすることも必要です。
最近では乳酸は「疲労物質ではない」という見解があります。
最近では、乳酸が作られる過程で発生する水素イオンなどの作用で、筋肉のpHバランスが酸性に傾くことが疲労の一因と考えられています。
いずれにせよ、クエン酸が乳酸の分解を早めるのは変わりありません。
あと、「がん」についてのお話も少しありましたので、以下に引用します。
がんは完璧な予防法、治療法が見つかっていませんが、クエン酸を愛用しているひとで早期のがん治療が成功したとか、末期がんによる辛い症状が軽減されたという声が多数寄せられています。
おそらくクエン酸サイクルによる、悪質な酸化物質の解消が何らかの影響をもたらしているのでしょうが、まだきちんと解明されているわけではありません。
この本を読むと、ストレスや疲れを溜めないこと、生活習慣や食事が大切であるということがよくわかります。
でも
病気はそれだけが原因かどうかわからないですし、医学では未だにわからないこともあります。
日本では昔から「酢」が身体にいいと言われて、食に取り入れられてきました。
酢と同じ成分でありながら、酢よりも健康効果が期待でき、飲みやすい「クエン酸」があります。
クエン酸については、本もいろいろ出ていますので、ぜひ読んでいただき、納得の上、お試しいただけたらと思います。
巻末には、クエン酸をとり入れた方による体験記があります。とくに高血圧や糖尿病の改善が期待できるお話が多かったです。
※「クエン酸」は必ず食品用を使用してください。
【出典】
「クエン酸で医者いらず」 長田正松 小島徹 日東書院