2020年12月の記事一覧
2020年読んだ本を、260冊読んだ中から10冊選んでみた
昨年に引き続き、今年読んだ本の中からトップ10を決めるふりかえりを。
昨年は300冊以上の本を読み切ったが、今年は大きく読了冊数が落ちて260冊をようやく越えるくらいにとどまった。その理由は、夏から秋にかけて『1日1ページ読むだけで身につく』シリーズを月イチで読んでいたから。このシリーズ、読み終えるのにどの本も6~7時間くらいかかってしまうのだ。芸能人のエッセイ本ならたぶん7冊は読めてしまうくら
それは20代にも30代にも必要な「ギリギリな自分を助ける方法」かもしれない【井上祐紀『10代から身につけたい ギリギリな自分を助ける方法』KADOKAWA】
このあいだ30代になったばかりだが、仕事柄10代や中高生年代に向けて書かれた本をよく読んでいる。それは別に自分の悩みに活かすためというよりかは、関わっている子どもたちに向けておすすめしたかったり、または子どもたちの悩みへ送るアドバイスの参考として読んでいる面が大きい。
だから学校の先生であったり、普段から中高生年代に関わっている大人は、こういう「10代のための~」みたいな文言がタイトルに含まれて
まちがいない、自分も「かくれ繊細さん」の一員だ【時田ひさ子『その生きづらさ、「かくれ繊細さん」かもしれません』フォレスト出版】
先日大阪駅近くのジュンク堂書店に並んでいるのを見て、ついつい買ってしまった本である。決め手は「かくれ繊細さん」という耳馴染みのなかった言葉。「繊細さん」はだいぶんメジャーになってきたが、「かくれ」とははて?というその好奇心と疑問が、自分をレジへ向かわせた。
そもそもこの本で言う「かくれ繊細さん」とは、HSP全体の3割を占めると言われているいわゆるHSS(High Sensation Seekin