見出し画像

新しい『終活』としての【創活】の≪ORDP+C理論≫概要

【上記の記事を踏まえて読み進めてください】


学習と成長のための考え方

実際ご存知の方も多いと思います。

【経験学習】という成長モデルについて

具体的には
人が積む「経験」を基軸とし
「内省」
「概念化・抽象化」
「能動的実験」
この4つのプロセスを
段階的に実施していくこと。

そして
その「実験」の結果が「経験」となり
また「内省」「概念化」「実験」を
繰り返す
ことで学びに繋がるというサイクル。

つまり
「具体的経験」を踏まえ
「反省・振り返り」を
自分のなかでフィードバックする。
そしてそれを「教訓」として次に活かし
再び「実践」するという一連の流れを
ひたすら繰り返していくモデルです。


【PDCAサイクル】

よく似た考え方で
【PDCAサイクル】という概念があります。

これは
 「Plan(計画)」
⇒「Do(実行)」
⇒「Check(評価)」
⇒「Action(対策)」

を繰り返していくというモデルですね。


【経験学習】と【PDCA】の違い

両者はめちゃくちゃよく似ているモデルであるため
非常に混同されるのですが
目的と視点がまったく異なります。

【経験学習】は「経験」をもとに
学習を重ねるプロセス
であり
「経験」から新たな気付きや発見や
学びを得ることを目的
とし
「思考」のプロセスを重要視するといえます。

【PDCA】は効率の重視や内容の「改善」のため
「行動」のプロセスの策定に注力します。

実際のところよく似ているように見えて
それぞれのモデルに対する取り組みの出発点や
サイクルを辿る目的が全然違う。

新しい『終活』である【創活】の考え方

冒頭の記事や僕の他の記事をお読みいただいた方は
既にご承知のことと思いますが
人が「生きる」という過程。
特に「こだわりを持って創造的に生きる」という
新しい『終活』としての【創活】の
中核となるコンセプトにおいて
≪『過去の体験・経験』(=「想い出」)≫
非常に大切にし自分自身の教科書として
大切にしているカテゴリーです。

ここで改めて「終活」と【創活】のフローの違いを
見ていただきます。

従来の「終活」には
基本的な「定義」というものが存在するものの
それに対する
積極的なフローやマニュアル的なものは
あまり具体的に明確化されていないため
「やりかたがわからない」
「取り組んでみたものの
 正しい進め方なのかわからない」など

部分的な「終活」に終始したり
途中で挫折してしまうことが多々見受けられます。

【人生会議プロジェクトフロー】

一方で上記フローの右側に記載されている
【創活】にはフローが存在します。
以下復習を兼ねて再度解説していきます。

 【Organize】(整理)
⇒【Research】(精査)
⇒【Design】(策定・設計)
⇒【Preparation】(準備・実行)
+【Correction】(修正)

すなわち
【創活】のキーワードである
過去の体験や経験の総称としての
『想い出』を分析することで

自分自身を構成する
【『想い出』の整理】
⇒【人生の見直し】
⇒【人生設計図の策定】
⇒【実行(生きる)+修正】

このフローをサイクル化していくことが
本来の「終活」であり
新しい『終活』としての
【創活】の基本フローを構築しました。

以下これを図式化します。

≪経験学習≫から用意する【充実した生きかた】と【老い支度】


≪経験学習≫から用意する【充実した生きかた】と【老い支度】

勘の良い方はすでにおわかりの通り
「終活」ないしは【創活】のフローは
【経験学習のサイクルモデル】に
合致させることが可能
となります。
サイクルに合わせて解説します。


「体験・経験」=『想い出』

【Organize】(整理)
具体的な過去の体験・経験が『想い出』となり
各人がそれぞれ
今現在の自分自身のアイデンティティを構築し
個性として社会に存在しています。
あらゆる選択をして体験や経験を積んだという
『想い出』の蓄積されたものが
現在のあなた自身。

そこには
アイデンティティの構築に至る原因理由
(家庭環境や育ってきたバックグラウンド)や
「自分とはナニモノか」の原点となる背景の理解を
『想い出』を頼りに分析していきます。


内省的省察

【Research】(精査)
『想い出』の意味付けを解釈し
意味付けを行った内容とプロセスと向き合い
自分のことをかえりみて
考えめぐらす
ことに取り組みます。
現在の行動が『想い出』に決められているならば
(『想い出』が行動基準になっているならば)
なぜその『想い出』に動かされているかの
分析をし理解をしていきます。


『想い出』を省察した結果から得た教訓

【Design】(策定・設計)
『想い出』を分析しこれまでの「生きかた」と
今現在の行動・考え方・価値観の
言語化をしていきます。

今後人生を進めていくうえで
想定されうる場面や状況において
これまでと同様の行動様式・思考回路(教訓)で
生きていて構わないかを
腑に落とし込んでいきます。
これまでの人生の過ごし方で
これから生きていくことが最適なのかどうか
判断していきます。


『こだわり』を持って生きる

【Preparation】(準備・実行)+【Correction】(修正)
実はここまでの過程で使用するツールが
「エンディングノート」であり
僕の【創活】のなかでは
「クリエイティングノート」と
位置付けたものを書いていく工程があります。
この部分は現時点で既に2100文字を超えている
この記事からは省略します。

【参考】

これまでのプロセスから
これまでの自分と人生の分析結果を活用し
創り上げたノートを参考に
「どのように生きるのか」について
自分なりの『こだわり』を持つ
ことです。
日々変化する情勢や制度、自分の考え方・価値観
環境や身体的・肉体的変化にも敏感に対応し
人生をきめ細かく『修正』
していきます。


このフローをサイクルとして
日々意識的に活用していき生きていくことが
「終活」であり【創活】であり
『老い支度』と呼ばれるものの
本質であると考えます。

まとめ

取り組むことが忌み嫌われ
手をつけたとしても部分的であり
イマイチ流れがわからなかった「終活」も
このような体系的なものとして捉えることで
少しは取り組みやすく
考えやすくなるのではないでしょうか。

このように文章として明記すると
少し難しく感じるかもしれませんが

「経験学習」は誰もが
一度は経験されているモデル
であり
そのモデルに終活に必要な内容を
当てはめたに過ぎません。

もちろん避けることの出来ない「死」に向けて
様々な準備ごとは必要になりますが
そのような類は
「ノート」に書いておけば足ります。
(体系化された「ノート」もご用意しています。)

「終活」に必要だとされる
多くの情報や報道に振り回されるまえに
自分の考えというものを
確実に把握することが必要
です。

「みんながやってるから~」
「そろそろ準備しないとな~」
と考えている「備え」は
実は人生において
それほど意味のあるものではない。

「終活」とは
『老い支度』を中心として

【将来に向けてどのように生きるか】

ということを

これまでの
価値観・体験・経験(=想い出)から創られた
「ライフスタイル」を見直し

「ライフプラン」を練り上げ

【生きることに『こだわり』を持つ】
【「こだわり」を持って生きる】
(これが「自分らしく」生きることの具体的表現です。)
という「ライフデザイン」を
構築していくことをコンセプトにした

【創活】であることを
最後に強く申しあげておきます。

【以上を伴走していくことが
 終活アドバイザーつよしの使命です】


【️終活アドバイザーつよし】
《商品ラインナップ&料金一覧》です。
お申し込みをお待ちしております。

充実した活動のために サポートいただければ大変喜びます! けどそれよりも、もし参考になりましたら Twitter等での拡散いただきたいです。 宜しくお願い致します!!