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『生者必滅会者定離』

『生者必滅会者定離』しょうじゃひつめつえしゃじょうり

とは
生きている者は必ず死んでしまうし
出逢った者は必ず別れるという意味で
人生の無常さ表現しています。

この教えは
人生には常に苦しみが伴うという
仏教の四苦八苦の一つである
「苦別離苦」に関係しています。

人は、自分や他人、ものごとに執着することで
別れの苦しみを生み出してしまう。

言葉だけ聞くと
とても悲しく暗い意味に感じてしまいますね。

しかし
この教えは
悲観的になるためのものではありません。


僕たちは
日々の生活の中で
さまざまな出来事に遭遇します。

喜びや幸せに笑い
悲しみや苦しみに泣き
怒りや恐れを感じ
希望や夢を抱く。

それぞれの感情が入り混じっています。

それらの感情とともに生きることで
成功し失敗し挑戦し、ときには諦める。

そしてその過程で
人を愛し愛され
傷付け傷付けられ
許し許され
裏切ることも裏切られることもある。

しかし
僕たちはときどき
これらの出来事に囚われてしまいます。

過去に執着したり
未来に不安になったりします。
自分の欲望に溺れたり
他人の評価に左右されたりします。
自分の正しさに固執したり
他人との違いを拒絶したりします。
自分の幸せに埋没したり
他人の不幸に無関心になったりします。
自分の人生に無気力になったり
他人の人生に干渉したりします。

『生者必滅会者定離』とは
逆に言えば

「生きている間に出来ることは限られている」
「出逢える時間も限られている」


ということ。


だからこそ
現在を極限まで大切に
他人との関係に感謝し
幸せを感じることが出来ます。


『生者必滅会者定離』は
人生の儚さを教えてくれると同時に
人生の尊さを教えてくれます。


生きているということは
奇跡の連続です。


出逢うということは
運命の糸で結ばれていることです。


滅びることは
生まれ変わるための必然であり
別れることは
再び出逢うための約束です。


生きているからこそ滅びることを知る。
出逢えるからこそ別れることを知る。


人生の意味や目的を使命や役割として見出し
惜しみなく生きる。

『生者必滅会者定離』
それは苦しみの源ではなく
「幸せの種」だと

僕は思います。


人生100年時代
ボンヤリしてると
過ぎ去ってしまう人
すれ違ってしまう人ばかりになってしまいます。

『出逢いは大切にね』





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