showgo sugano

無駄話。

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最近の記事

たこさんウインナーへの羨望

 先日、パリ五輪が閉幕した。  閉幕とほぼ時を同じくして奇しくも名前を出すことさえ不謹慎となってしまった、 ↑の文章でも綴ったように個人的に好きなマラソンを見たり、新種目ブレイキンを見て大いに(ひとりで)盛り上がった。  そんなパリ五輪の100メートル走予選を見ていた時の話。  「陸上男子100メートル予選3組。第4レーンにサニブラウン。スタートは低い姿勢、好スタートを切った。前にいるナイジェリアのアシェも上がってきた。ただサニブラウンも伸びてきた。横を見ながらサニブラウン

    • 抜歯後のジビエ

       皆さんご存知だろうか。抜歯後、口内出血した状態で食べるジビエ料理が絶品であるということを。  遡ること約2か月前。中学生の頃からずっと気になっていた前歯の隙間を埋めるべく矯正を決意。高校以来7年ぶりの歯医者に行きレントゲンを撮ると、左上奥にのみしか生えていないと思っていた親知らずが、なんと上下左右4本生えているらしい。「ゆくゆくは邪魔してきちゃうからね」という歯医者の先生の一言により、矯正をスタートするにあたって最初に親知らずを抜くことが決定した。  まさか自分が生えて

      • カタチから入る

         「カタチから入る」と聞くと、格好ばかりが先行して中身が伴っていなかったり、体裁にばかり固執しているような少しネガティブなイメージがある反面、「カタチにこだわれていないものが中身も伴っているわけがないだろ」と感じる自分もいるような気がする。  ほぼ反対の意味を持つ言葉に「身の丈に合ったような」という形容詞が存在するが、身の丈に合わない言動の選択が、自分の想像を凌駕するところへと連れて行ってくれることも珍しくない。そんな経験から「身の丈に合ったような」という言葉はあまり好んで

        • 名前が味覚を支配する

           「名前負け」という言葉はよく誤用される言葉の1つのようだが、小中学生時代の野球の試合にて実力は同程度(のはず)なのに、実績が圧倒的な相手に対して初回から大量失点を喫する、まさに「名前に負け」た経験がある。監督には「名前負けするな!(※正しくは「相手の名前に圧倒されて気おくれするな!」)」と何度もこっぴどく怒られた。勝負の世界なのだから、実力は同程度(のはず)なんかではなく、圧倒的な実力差があったという見方もできるが、相手校が実績を上げる前は 2 - 3 など競った戦いを展開

          ものすごくジメジメして、ありえないほど暑い

           人よりも苦手なものが少ない自負がある。  幼い頃から決してそつなくこなすタイプではないものの(そつなくこなせないどころかやらかしたりもする)、嫌いな食べ物はないし(トマトとパクチーは苦手だったが、学生時代それさえも残すのはもったいないとの考えゆえ、食べ続けた結果、今では好物である)、誰とでも基本的に仲良くなれる(と思っている)傾向にある。生粋の人たらし。か、どうかはさておき、そうなりたい意志がある。頑なな。  そんな僕が今でも苦手なものが暑さである。  「苦手なものはなん

          ものすごくジメジメして、ありえないほど暑い

          ZINE完成!!(そして協力者たちのご紹介)

           6月くらいから制作を進めていたZINEがついに手元に届きました。  ただ自分1人で完成させられるわけもなく、心優しい複数の協力者たちのおかげで今回完成したわけです。今回はそんな心優しい協力者たちを紹介しようと思います。文章を綴ってくれている人たちの顔が浮かぶほうが読んでいて楽しいと思うので。  まずトップバッターは、同郷のかのちゃん。  かのちゃんは映画と「脱二元論」を絡めて『タイムマシンはもういらない』を綴ってくれました。そもそも今回のZINEのテーマを「脱二元論」に

          ZINE完成!!(そして協力者たちのご紹介)

          我が家にコーヒーメーカーが来る日は遠い

           おひさしぶりです。note投稿から久しく離れていましたが、文章はちょこちょこと書き続けています。今年の6月にZINEを作ろうと思い立ち、そこから約5ヶ月。ようやく先日、形になりまして、現在絶賛営業活動中。人生初めてのことなので、ドキドキしながらZINEを置いてくれそうな書店を駆け回っています。頭で分かってはいても断られると、やはりとても悲しくなります。泣き喚きそうになります。が、「ぜひウチで置かせてもらえればと思います」なんて言われたときには、今までにないくらい嬉しい気持ち

          我が家にコーヒーメーカーが来る日は遠い

          遅刻の言い訳2

           幼い頃から注意されることが嫌いだった。常にあらゆる選択肢から正しいと思う言動を取捨選択している自負がそこそこある。というか、結構ある気がする。そんなとってもおこがましい人間なのである。自己中心。とにもかくにも自分の言動を注意されたり怒られたりすることが極めて苦手なのである(ちなみに教室の片隅で人が怒られているのを見ることは好きな、性格の悪いタチでもある)。中学時代には同じ言動に対して、別途複数の教師から怒られる謎シチュエーションに巻き込まれ、2人目の教師のお叱りが始まる際、

          遅刻の言い訳2

          NONSTOP WASHLET!!!

           先週末はじめてのひとり旅に行ってきました。  目的地は奈良にある室生山上公園でしたが、土曜朝に思い立ちで出発するにはどうもアクセスが悪く京都で前泊することに。 過去2回、修学旅行で行ったことのある京都は、過去2回、修学旅行でしか行ったことのない京都であり、「鴨川ってこんなにものどかなんだあ」とか「河原町の飲み屋の雰囲気いいなあ」とかとか、はじめての京都の顔を複数見せてくれました。  初日最後のお店で隣に座っていた歯医者のおじさんが良くしてくれたこともあり、いつもよりも多め

          NONSTOP WASHLET!!!

          遅刻の言い訳

           幼い頃から注意されることが嫌いだった。常にあらゆる選択肢から正しいと思う言動を取捨選択している自負がそこそこある。というか、結構ある気がする。そんなとってもおこがましい人間なのである。自己中心。とにもかくにも自分の言動を注意されたり怒られたりすることが極めて苦手なのである(ちなみに教室の片隅で人が怒られているのを見ることは好きな、性格の悪いタチでもある)。中学時代には同じ言動に対して、別途複数の教師から怒られる謎シチュエーションに巻き込まれ、2人目の教師のお叱りが始まる際、

          遅刻の言い訳

          屋根上のAir Pods 〜マグノリアみたいにウソのようでホントな話〜

           1961年度の検死医協会、会長のハーパー博士は以下のような自殺の事例を披露した。  自殺を試みたのは17歳の少年、シドニー・バリンジャー。1958年3月23日、ロサンゼルス。失敗に終わった自殺は一転して殺人事件となった。なぜか?自殺の意志はポケットの遺書で確認された。彼が9階建てのビルの屋上に立ったとき、3階下で激しい夫婦ゲンカ。この夫婦が銃で脅し合うのは珍しいことではなかった。ショットガンが暴発したとき、窓の外にはシドニー。それだけではない。この夫婦は、撃たれたシドニーの

          屋根上のAir Pods 〜マグノリアみたいにウソのようでホントな話〜

          2022振り返り

           こんばんは。そういえば12月は1度もnoteを書いていませんでした。「今月投稿して6ヶ月連続投稿達成してみませんか」という旨のnoteの口車に乗せられ、大晦日のこんな時間にボロボロドロドロの状態での更新。ちょこっとだけ今年を振り返ろうと思います。柄にもなく菅野note史上1番まじめになる予感。  まず何よりも今年は社会人になりました。大学時代の友人たちはみんなそろって休学。昨年の今頃一緒に過ごしていたクリサキ君も学生の身分を最大限活かし、現在は東南アジアを放浪中。彼のまぶ

          2022振り返り

          苗字のはなし

           先日の『フワちゃんの虜』を書きながらひとつ思い出したことがあった。実は僕のもうひとつの苗字もなかなかカッコいいということ。  結論、もうひとつの苗字があまりにもカッコいいがために、今の菅野という苗字を気にいることができないまま、もうすぐ23年が経とうとしている。そしてもうひとつ、菅野という苗字には厄介なことに、「かんの」・「すがの」・「すげの」とおおよそ3パターン(だいたいは前者2パターン)の読み方があり、初対面の人にいちいち読み方を説明する余分な1ラリーのコミュニケーシ

          苗字のはなし

          フワちゃんの虜

           休日の前夜はいつだってとびっきりに優雅なモーニングをしようと意気込んで寝るものの、いつもどおり今日も目が覚めると時計は12:00。幸いにも洗濯と食器洗いは昨日のうちに済ませていたので、惰性でテレビをつける。たまたま流れていたのは全日本大学女子駅伝。"菅野的なんとなくつけたらやっていて、かつそのまま見るスポーツランキング”でも指折りの駅伝(ちなみに栄えある1位は女子卓球である)。  惰性で見始めたテレビをなんとなく惰性で見続けていると、この駅伝にはどうやら日本陸上会きっての

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          神は本当に細部に宿るのか

           最近の仕事の話。社内で制作しているTVCMの電車広告、いわゆる音声が出せないOOH用のテロップの作成業務をすることになった。ただテロップを打ち込むといっても、どのフォントで、縁の境界線は何ptで、といった具合に意外と考えることは多い。また、テロップが出現するタイミングについて、1コマずつ見ながら検証(主にTVCMは 24コマ/1秒 or 30コマ/1秒 の画からなっていることをこういった作業のときに改めて実感する)。何時間もこの微調整をしていると、何が正解か分からなくなって

          神は本当に細部に宿るのか