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ZINE完成!!(そして協力者たちのご紹介)

 6月くらいから制作を進めていたZINEがついに手元に届きました。

 ただ自分1人で完成させられるわけもなく、心優しい複数の協力者たちのおかげで今回完成したわけです。今回はそんな心優しい協力者たちを紹介しようと思います。文章を綴ってくれている人たちの顔が浮かぶほうが読んでいて楽しいと思うので。

 まずトップバッターは、同郷のかのちゃん。
 かのちゃんは映画と「脱二元論」を絡めて『タイムマシンはもういらない』を綴ってくれました。そもそも今回のZINEのテーマを「脱二元論」に決めてから、最初にぼんやりと頭に浮かんだのが彼女のnoteに書かれていたロベール・ブレッソンの『たぶん悪魔が』に関して綴られた文章でした。文章終盤には、さまざまな映画の引用をもとに締めくくられており、彼女の映画愛とユーモアさが伺えてなんだか嬉しかったです。

 そんなかのちゃんはつい先日、デンマークへと映画留学に飛び立っていきました。これは余談ですが、僕にはなんとなく彼女が『地獄の黙示録』に登場するカーツ大佐に見えてなりません。日本の教育環境に嫌気が差し、日本を飛び出して、デンマークの奥の奥の巣窟で映像制作集団を従えるドンとなっ‥。杞憂ですね。彼女が帰ってくるのをみんなで待ちましょう。


 次に書いてくれたのは、同じバイト先だったアオキさん。
 彼の文章にもあるように僕とアオキさんは1回しか遊んだことないし、実のところ彼の素性をよく知りません。ただ、直感?的に彼の嫌いなことと僕の嫌いなことが似ている気がしています。本当に直感でしかないですが(笑)。
アオキさんには建築にまつわる「脱二元論」として『ポップコーン日和』を綴ってもらいました。建築にとても疎い僕でも彼の文章を読むと、「建築家ってそういう仕事なんだ〜、かっこいいな〜」となります。そして想像以上に建築と生活って距離が近いものなのだなとも感じました。本当に魅力的なお仕事ですね。

 そんなアオキさんは現在、岐阜県の設計事務所で働いています。岐阜県には小学生以来行けておりませんのでほぼ行ったことがないに等しいです。近々行こうと思っています。文章に出てくる「メディコス」にも足を伸ばしたいですし。


 同じく建築に関してもう1人、元・近所のけいのすけくんが『偶の空間』を綴ってくれました。送ってもらった初稿では建築愛のあまり、素人の僕には「???」が溢れかえる文章が送られてきたので、話し合いを重ねながら歩み寄った文章にしてもらいました。きっと、好きな建築や建築家が異なるアオキさんとけいのすけくんですが、読み進めると建築物に対して重なる思いを抱いている部分があったりして、とても興味深かったです。

 そんなけいのすけくんは、現在、横浜の設計事務所で働きながら夜は渋谷で建築の勉強をしています。早く中目黒に戻ってくればいいのに…。


 4人目は同じゼミだった近所のそうたくん。
 映画や建築というジャンル付きで書いてもらった前述の3人に対して、「「脱二元論」をテーマに自由に書いて!」と1番雑に投げてしまいましたが、自身の体験をもとに『ヤバい人間』を綴ってくれました。
何よりも嬉しかったのは、ゼミでは「文章が短すぎる」で有名なそうたくんが『ヤバい人間』を含む3つの文章を送ってくれたこと(笑)。また、文章中に「猛獣使い」という単語が出てくるのですが、この言葉に対してそうたくんと僕とで認識が全く合わずに議論したり、今思えばとても尊い時間でした。

 そんなそうたくんは現在、脚本の勉強をしています。近々一緒に砂川先生のところに行って冊子を渡そう。


 4人とは打って変わって、「1文だけで「脱二元論」をテーマに書いて!」とこれまた雑な投げ方に対応してくれたのは、サークル同期かつ元・近所のクリサキくん。
 クリサキくんもたしかコピーを20個くらい(しかも紙に出力して!)持ってきて、プレゼンしてくれました。もしかしたら雑な投げ方をすると、あまりの抽象さに幅広な提案をしてくれる法則があるのかもしれません。いえいえ、そんな彼らの優しさに甘んじず、もっと丁寧に振るべきですね(そうたくん、クリサキくん本当にありがとう)。

 そんなクリサキくんは現在広告会社でコピーライターをしています。
職業柄、一緒に仕事ができることを楽しみに僕も日々頑張らなきゃなと思います。


 そして、表紙を含む写真を担当してくれたのは、同じ学部だった、たくまくん。大学のウェルカムパーティーにて出会ってから長いですが、なんだか卒業してからの方が頻繁に、定期的に、会っている気がしています。というか会っています。

 真夏の公園をカメラ片手に大汗を垂らしながら歩き回ったのは良い思い出です。カメラの知識が皆無のぼくにとって、彼の存在なしに完成させることはできなかったと思います。ありがとう。


 そして被写体として主に足を(笑)撮らせてくれたのは、同じバイト先だったたつくんと近所のゆうはちゃんと同じバイト先でも近所でもないうららちゃん。ゆうはちゃんとうららちゃんはバレエダンサーで撮影中には見たことのない関節の角度を披露してくれていて「人体ってすげ〜〜」っていう気持ちと同時に「本当に大丈夫なの?」と少し不安になりました。2人に負けじとたつくんも人体に危険が及ばない範囲で頑張っていました。

 ぼんやりした指示できっと「なんのこっちゃ」と思われかねない撮影でしたが、文句ひとつ言わずに付き合ってくれてありがとう。

 そして最後に衣装を担当してくれた、元・近所のまこちゃん。
クリサキくんと同じサークルの後輩で、これまで結構会っているはずですが、僕たち先輩の前では後輩の猫をかぶり、良い子ぶるので本当の顔はわからない。

 去年の冬くらいにたまたまギャルが身につけているのを目にした、キラキラ・もこもこしているキュートなルーズソックスにずっと憧れがあり、なんとなく頭の片隅にあったイメージ画像を数枚渡し、「こんな感じで!」とこれまた雑な投げ方をしてしまいました。が、キラキラ・もこもこしているキュートなルーズソックスを作ってくれました。貸してくれた牛柄?のレギンスも個人的にお気に入り。



 このように多くの人たちに協力してもらえた結果、完成したZINEです。彼ら彼女らを知っている人はもちろんですが、彼ら彼女らのことを知らない人にこそ、読んでもらえたらいいなと思っています。

 それではまた(今度会った時に感想お待ちしてます^_^)


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