2024年1月の記事一覧
「Kumamoto Education Week」で部活動の話が出ないという欺瞞
「Kumamoto Education Week」この記事がアップされるであろう1月の下旬、1月20日から28日までの一週間、熊本市では「Kumamoto Education Week」なるイベントが市内の各地で行われています。
このイベントは今回で3回目で、熊本市の教育委員会が主催して熊本市のこれからの教育、あるいは日本の教育について専門家や子供たちの意見を交えて話し合い、その内容を共有しよ
教育費高騰を煽る駄記事とファイナンシャルプランナーの胡散臭さ
盛り上がる受験産業前回の記事でも書いたように、ここ数年、受験産業が大きな盛り上がりを見せています。
また、大学受験においても学部進学率は高校卒業者の6割を超え、過去最高の人数を記録しています。
この数字は第2次ベビーブームなどの世代よりも多い数であり、全国の大学設置数は800以上となっています。
この数字を見れば受験産業は大きく盛り上がっているように見るのは当然でしょう。
実際には減少す
共通テスト後の進路指導と志望校決定アドバイスの私の鉄則、そして進路指導の面白さ
共通テスト後の動き先日、1月14日の日曜日に共通テストが終了しました。
国公立大学の受験希望者はこの結果を見ながら自分の出願先を決定することになります。
私の高校時代は各予備校から配られた帳票に点数と志望校を記入すると、数日後にその判定がA~Eの段階で戻ってくるという仕組みでした。
現代においてもその仕組みは残っていますが、それに加えてオンラインですぐに判定を確認できるシステムが何年か前か
金沢大学角間キャンパスが追試験の会場に見る、共通テスト会場による受験格差
共通テスト、追試験会場先日、大学入学共通テストの追試験会場に関する懸念を記事にしました。
能登半島地震の被災者対応に関して、石川県内に追試験の会場を設置するというニュースを受けて書いたのですが、その件について会場が発表されました。
金沢大学、角間キャンパスこちらのニュースによれば追試験会場は金沢大学の角間キャンパスとのことです。
このニュースだけを見れば大歓迎のニュースのように感じます。
共通テスト、追試験対応はどこまで被災者に寄り添えるか
共通テストの特例措置1月1日に発生した能登半島地震の被害状況が徐々に明らかになりつつあります。
この記事を書いている1月4日の夜の段階で生存確率が下がると言われる72時間を過ぎ、石川県だけで死者84人、安否不明者179人という数字が報告されています。
こうした直接的な被害の中、北陸地方の受験を控えた高校生たちは避難生活と受験を並行させなければならないという厳しい状況にいます。
先日、過去の