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Aスペクトラム周辺について考えていること
ここ最近アセクシュアルについての表象を見かけることが多くなってきたように思う。Aceについて取り上げた本も少しずつだが増えてきたし、ウェブメディアでも取り上げられる機会が増えてきた。
自身はアロマンティックであってもアセクシュアルではないのだが、アセクシュアルきっかけで日本でAスペクトラム全体が取り上げられるようになると嬉しい。
さて、ここからは僕が最近考えていたAスペクトラム周辺のジェンダー
『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』から見る女性性
スーサイド・スクワッドは今まで見たことがなかったのだけど、ネットフリックスにあったので観てみることにした。今までこういうヒーローもの(?)というのは避けてきたのだけれど見てビックリ、めちゃくちゃ面白いい。
ハーレイクインの格好よさとチームの連携感最高だし、こんなにやりたい放題な映画もなかなかないので脳天突き抜ける感覚を味わえる。
特にハーレイが囚われの身から脱走して槍で兵士を突きまくるシーンは
時代錯誤なジェンダー観『サイバーパンク エッジランナーズ』
『サイバーパンク エッジランナーズ』というアニメを見た。アニメの表現としてのクオリティは高いなーと思いつつ、ヒロイン的立ち位置であるルーシーに関して色々と引っかかることがあったのでエピソードごとにまとめていきたい。
ちなみに原作のゲームはプレイしてないです。
まずルーシーが物語に出てくるのはep2からである。その時点では主人公かつ新米サイバーパンクのデイビッドに対しての指導者的存在であり、それ
ミカと吉松、リリベルから『リコリス・リコイル』を捉えなおす。
リコリス・リコイルを見たわけだけど、最後千束が亡くなるのではなく生きる描写なのが単なる自己犠牲の賛美に回収されなくてよかった。露骨な性描写やローアングルもなくてストーリーに無駄がないのもいい。内容についてはもう言わずもがななので、リコリス・リコイルを見ていて思ったことを書いていきたい。
ミカと吉松シンジの関係について
まず何よりこのアニメでデカい存在はミカと吉松シンジだと思う。ミカという黒人(